山行報告    横岳〜逆川岳(訓練)      2013年3月20日提出 (提出者 Y.NAKAMURA)

山 名     横岳   1339.4m      

ルート:城ヶ倉大橋駐車場(黒石側)〜横岳〜逆川岳〜城ヶ倉大橋駐車場(黒石側)

山行期間:2013年3月17日

参加者名:CL M.FUKAZAWA スキー SL Y.HANADA 他4名  ワカン・スノーシュー SL K.KUDOU 他14名   (計21名)

 コースタイム 

横内P725 → 城ヶ倉大橋駐車場(青森側)トイレ休憩800 → 黒石側駐車場810 → 登山口830 → 出発900 → 横岳頂上1125 → 1130昼食1200 → 逆川岳1215 → 黒石側駐車場1400

 山行記録 

定刻より5分早く全員が集まったので横内Pを出発する。城ヶ倉大橋駐車場の黒石側のトイレは閉鎖ということで青森側のトイレで休憩。城ヶ倉大橋をわたり、黒石側の駐車場に車を止める。身支度を整え、準備体操をしてザックを背負い車道を歩く。橋を一つわたった先で車道の雪の壁にスコップで階段を掘り、全員上がる。スキー、かんじき、スノーシューをつけ、横岳頂上にコンパスをあわせる。900スタート。ぶな林の中を歩く。さらさらした雪で、時々踏み出した足に体重をのせるとずり下がる。雪の深さは10cmくらいから深い所は30cmのところもある。雪が横風に乗ってキラキラと流れていく。広い尾根を先頭を交代してまっすぐ進む。1000標高1100m付近。2回目の休憩。樹木の枝先についた雪が太陽の光をうけてひかっている。1055北八甲田の雄姿に見とれ各々写真におさめる。このあたりから雪原となり、雪の風紋の上を歩く。時々表面が氷になっていて、一瞬緊張するが踏み出した足をのせるとかんじきの爪で氷は割れる。さほど厚くはないようだ。砂糖をこがしたカラメルくらいの厚さかなと想像する。樹氷が見えてきた。背たけは低いが丸々と太っている。ピークを右手に見ながらさらに進む。ゆるやかにコルをこえて横岳の頂上に着く。櫛ケ峯の大きな稜線が目のまえにあらわれる。強い風の中北八甲田をバックに岩木山を正面に見ながら集合写真をとり、逆川岳方向に少し下った先で昼食にする。昨年の横岳の山行に比べてはるかに風は弱く、お天気に恵まれ、上々の山行である。1200逆川岳にコンパスをあわせて出発する。右手東側に大きな雪庇に注意しながら広い尾根をくだる。ほどなく右斜め前方に逆川岳のピークを見て、今度は城ヶ倉大橋のたもとにコンパスをあわせてくだる。コンパスの角度330度。沢に入りこまないように注意しながら、進む。1300樹木も入り組んだあたりから見通しもきかなくなり、時々ルートファインディングの先発隊を待ちながら進む。朝、車を置いた駐車場から歩いて渡った橋が見えた。橋の真下は沢になっているのですべらないように気をつけながら下っていく。橋まであと少しというところで樹にシュリンゲをかけ上がる。橋の上まで来たところで、先におりていたスキー隊が駐車場からこちらに向かって歩いてきたので、スコップを持ってきてもらう。橋の上から、下から両方で雪の壁をほる。荷物を先におろして空身で後ろ向きに足の置く場所を介助してもらいながら全員無事車道におりる。駐車場に全員集合し軽くストレッチをする。スキー隊は逆川岳からコンパスを340度にあわせて城ヶ倉大橋のたもとにおりてきたのを聞く。橋のたもとの雪の壁は1m未満だった。青森側の駐車場でトイレ休憩をして、横内Pで解散する。下見山行もしていただいたリーダーには感謝しています。お疲れ様でした。ありがとうございます。