九州の山5座   2013年3月25日〜30日


山名 ・ルート    阿蘇山→久住山→祖母山→韓国岳→開聞岳

コースタイム 

阿蘇山=仙酔峡登山口→高岳(1592)→中岳(1506m)*歩程約5.5`、約3時間。

祖母山=北谷登山口→国観峠→祖母山(1756)*歩程約8`、約5時間

久住山=牧ノ戸峠登山口→久住山(1786)*歩程約7`、約5時間

霧島連山=えびのビジターセンター登山口→韓国岳(1700)*歩程約4.5`、約2時間30

開聞岳=開聞岳登山口→開聞岳(924)*歩程約8`、約4時間30

 

山行記録 

■阿蘇山系の最高峰高岳を目指す、火山ガス等の火山情報と火山岩ゴロゴロ急登と突風に気を付け登る。噴煙火山ガス尾根に流れこみ一時待機した。山頂からの景色は火山噴煙たなびく荒涼とした山領域でした。

 

■祖母山(山名由来は山頂に神武天皇の祖母、豊玉姫を祀る祠にある)北谷登山口から国観峠の大分・熊本・宮崎3県境を経由し山頂へ、山頂から見る景色は、静寂で分厚い原生林の広がりでした。

 

■九重山は大船山、稲星山、星生山、中岳、三俣山、白口岳などの山郡の総称で主峰久住山と区別。

小雨の中を牧ノ戸峠登山口から西千里ヶ浜と呼ばれる草原を通過し山頂に到着、展望は360度さえぎるもの無し。雨の為2時間登頂を遅らせ晴れ間を待つ、その間に荒城の月滝廉太郎ゆかりの岡城を散策。

 

■霧島山(最高峰韓国(カラクニ)(ダケ))

えびの高原登山口から山頂を目指すが急登も無く楽な登山で山頂に到着。立入禁止の新燃岳から噴煙が上がり不気味な雰囲気漂う、その奥に高千穂峰の優美な山姿展望できた。

 

■開聞岳

二合目登山口から時計回りでらせん状に1週半すると山頂だ。五合目林間から薩摩半島最南端が展望でき、

七合目では太平洋と東シナ海の大海原が展望でき、仙人洞から岩場やハシゴを経て山頂到着。

 

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九州の里は春爛漫、しかし山間部はまだ春遠し高山植物もまだ冬眠中、山頂付近では霜やツララも見られた。

 各山頂は5度前後位で残雪は無し。最南端の開聞岳山頂は10度位。

 

地元遭難情報=昨年12/22阿蘇山に入山した神奈川県男性(51)遭難、県警・消防他一斉捜索6日間

 発見出来ず終了。その後県内の登山愛好家が熊本のシンボル阿蘇山に入った山仲間を放置できないとボランティアで捜索を続け42日後の2/2に登山道から外れた急斜面で遺体発見した。熊本県登山愛好家の執念に感動を覚えた。

以 上