春山合宿報告                   2013年4月29日提出(提出者 Y.HANADA)

山 名   八甲田小岳(合宿第1日目)

山行期間    2013年4月27日()


参加者     CL H.NAKAMURA  他3名 プラス テント泊1名   

コースタイム

              8:00酸ヶ湯P8:32→45番標識9:17→地獄湯沢源頭9:48→小岳山頂10:28→10:57仙人岱小屋11:40→(硫黄コース)→45番標識11:55→酸ヶ湯12:08(スキー)、12:21(ワカン、ツボ足)

山行記録

  雨が降ったり止んだりしている中、車2台で8時酸ヶ湯集合。萱野茶屋から上は濃い霧で積雪があり路面はシャーベット状である。8時32分、小雪が降る中、NAKAMURA、HANADAがスキー、Tがワカン、Nはツボ足で出発する。湯沢には竹ポールに従うと通常のルートより少し手前から降りる。積雪が多く沢が埋まっているのか湯沢に降りた感じがしない。湯沢源頭では岩が露出していてスキーを脱いで歩く。仙人岱小屋には寄らずに真直ぐ東に進み小岳を目指す。この辺りから雨のような霰になり、風があるので濡れた装備は凍り付く。10時20分、ハイマツ帯に出てスキーをデポすると首尾よく夏道を見つける。夏道を見つけられずハイマツ帯を歩けばもっと難儀しただろう。10時28分、小岳頂上着。強風のため直ぐに下山する。仙人岱小屋までの下りはシールを付けたまま降りる。仙人岱には小屋に至る竹ポールが立っている。10時57分、仙人岱小屋着、昼食にする。着衣に凍り付いた雨雪が融けて濡れてしまう。小屋からは硫黄コースを降りる。濃霧の中、辛うじて竹ポールが見えていてそんなに苦労せずに45番標識まで下る。スキー隊は30分、ツボ足も40分ほどで酸ヶ湯に降りる。

  雨風が強い中、駐車場トイレ脇の3mほどの高さの雪原にテントを2張り張る。これまでは5月連休のときも閉鎖していたトイレが今年は開いていたのでここをテント場にしたものである。雪壁にスコップで階段をつくることから始める。時間が余り午後2時からビールを飲む。午後、Hさんが合流する。夕食は豚汁にレトルトご飯。雨か濡雪が融けて浸み出すのかテント内のあちこちで水びたしになり快適さとは程遠い。8時半頃就寝。

 翌朝4時半起床。風は相変わらず強く予報も午後には風速20mにもなるらしいのでこの日の櫛ヶ峰行きは困難とみて中止を決める。