四国・中国・近畿の山5座      2013年6月2日〜9日

山 名   四国・中国・近畿の百名山 

ルート:剣山→石鎚山→大山→八経ヶ岳→大台ヶ原(日出ヶ岳)

コースタイム 

・剣山=剣神社登山口→剣山(1955)*歩程約5`、約2時間。

・石鎚山=土小屋登山口→石鎚山(1974)*歩程約9`、約4.4時間

・大山=大山寺登山口→大山(1711)*歩程約7.7`、約5時間

・八経ヶ岳=行者還トンネル登山口→八経ヶ岳(1915)*歩程約10`、約6.3時間

・大台ヶ原=大台ヶ原ビジターセンター登山口→日出ヶ岳(1695m)*歩程約9`、約4時間

山行記録 

剣山:名前に反して、実に優しい山でした。四国の山地に奥深く分け入るので、厳しい山を想像したが、登行は若干拍子抜けするほど簡単な山領域でした。

 

■石鎚山:石鎚山は西日本第一の高峰、山岳宗教のメッカである(7/1お山開きから10日間で数十万人信者が訪れる・凄い)ブナの原生林が古来のままに保たれた奥深山脈の広がりでした。冬はスキーのメッカ。

 

大山:山姿が見る方角により違い、西側からは出雲富士優美な独立峰に見えるが、北壁・南壁は荒々しい崩落壁なっている。さすが人気抜群の山だけあり登山者が多い。登山口近くにモンベル販売ショップまである。登山道も整備され登りやすく山頂からは日本海、美保湾弓ヶ浜が展望できた。

 

八経ヶ岳:関西一の山、山郡全体が信仰の峰峰、一部は未だ女人禁制の山でもあり、修験道の山らしい雰囲気に包まれた山道を進み山頂到着。敬宮愛子内親王の御印「五葉つつじ」が咲き誇っていた(皇太子が平成2年行啓されている)

 

日出ヶ岳:紀伊半島中央に位置し年間降雨量5000o世界有数の雨量で一年のうち400日は雨が降るといわれているが、なんと快晴の登山日和でありました。富士山が見える最西側山本日は見えず。

 

剣山に徳島県勤労者山岳連盟と石巻勤労者山岳会による、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興を願う標柱が高さ140cm太さ10cm角で正面が東北へと向いて建立されていた(2013530日建立)。

石巻労山では、20115月から石巻市内の山や京都の寺社などに標柱を設置しており剣山は5カ所目

徳島県勤労者山岳連盟は過去石巻市をボランティアとして訪れ石巻山岳会と交流を深めていた。

建立場所は山頂ヒュッテオーナー新居氏協力による。

徳島県勤労者山岳連盟理事長談(剣山を訪れた登山家達が標柱を見て震災のことを思ってくれれば。いつまでも被災地に寄り添いたい)→ 剣山頂ヒュッテ情報

 

遠く四国の地で東北大震災のことが再認識され、心の中で何かが・・・

徳島県勤労者山岳連盟、石巻勤労者山岳会の心情行動力に深く感銘を覚えた。

以上。