県連交流登山
山行報告 2013年7月23日提出 (提出者 Y.NAKAMURA)
山 名 安達太良山 ルート:1日目 奥岳登山口〜勢至平〜くろがね小屋(泊)
山行期間:2013年7月20日〜21日
参加者名 CL Y.NARA
1班L Y.HANADA 他7名
2班L S.NARITA 他7名
1日目
コースタイム
青森IC 5:00→弘前IC 5:30→二本松IC →奥岳登山口11:20→出発11:30→渓流沿いの遊歩道終点12:00→勢至平13:20→くろがね小屋14:20〜入浴〜夕食17:30〜消灯21:00
山行記録
青森労山メンバー全員を乗せて青森インターを出発する。弘前インターで弘前労山のメンバーと合流し、高速道路二本松インターでおりる。連日の大雨で準備会の時に予定していた塩沢登山口からの湯川の渓流沿いに歩くコースは数か所ある丸木橋の状況が雨の被害を受けていないかどうかわからないので、予定を変えて奥岳登山口から出発することになった。あだたら高原スキー場のゴンドラリフト乗り場でトイレを借りて身支度を整えて出発する。左手にゴンドラを見ながら進む。あだたら渓谷自然歩道の入り口になる。鳥川沿いに国で整備した遊歩道で4か所の橋を渡り遊歩道終点で鳥川橋にでる。遊歩道沿いにあだたら登山道がついていたのを案内板で知る。ここから砂利道になる。旧道と馬車道との道標がでてくる。馬車道の方を進む。車のタイヤの跡がみえる。道の幅も広く車が通っているようである。小屋まで荷物を揚げるのだろう。何度目かの小休止で安達太良山の山頂が見えているという声で後ろを振り向いてみた。木々のあいだからまるで突起物が載っているような山が見えた。「乳首山」とよばれているのが納得した。道の両側にはホツツジとヤマハハコとタデとキソチドリとコメツツジといった花々で嬉しくなってきた。勢至平で昼食ともつかない行動食をとり、花の観察会もする。ガクウラジロヨウラクのがくをじっくりと見て、ヒカゲノカズラを教わる。時間はたっぷりあったが、峰の辻を経由してくろがね小屋に向かうコースをとらず、最短でつくコースを進む。硫黄の匂いがしてくるころにくろがね小屋が見えた。玄関の屋根にソーラーパネルを数枚はりつけた小屋である。軒先には黒い鐘がぶらさがったいた。小屋の前でタマガワホトトギスがきれいに咲いていた。クロウスゴの実をたくさん食べて紫色になった舌を見せあって笑った。温泉のある山小屋ということで期待していた。期待以上に温泉はよかった。湯船は広くはないが狭くもなく源泉かけ流しがすばらしい。乳白色の湯につかり肌はすべすべ。翌日の感想ではぐっすり眠れた人が多かったようだ。私的にも、大人数で寝る小屋では夜中咳をする音で眠りを妨げられることが過去にあったが、この晩は朝まで静かな小屋だったと思う。温泉マジック効果と名付けた人がいた。
県連交流山行二日目 安達太良山 (提出者 M.NARITA)
コースタイム
7/21 くろがね小屋6:20→辻の峰7:00→馬の背7:25→7:57鉄山8:16→
安達太良山頂直下広場8:57→9:06安達太良山頂9:14→直下広場休憩9:30→10:34
薬師岳10:46→奥岳登山口→駐車場11:52
<記録> 6時20分少し早くくろがね小屋を出発。昨日に続き1班8名、2班8名、弘前5名の順でCLが先頭で出発。前方見晴良好!辻が峰までは40分で着く。さらに20分で稜線に出る、稜線から噴火口が見え、その中に見える沼ノ平は現在立ち入り禁止になっている。稜線右に伸びる馬の背は鉄山へ続く。稜線左へ伸びる牛の背は安達太良山へ続く。馬の背を30分進むと鉄山に到着。山頂は広く飯豊山や磐梯山等良く見えた。三角点にタッチし記念写真を撮るなどゆっくり休憩をとり下山した。馬の背、牛の背を通り安達太良山山頂直下の広場まで40分、8時57分着。山頂までは岩峰を一登り10分位で山頂に着いた。山頂は石の祠がまつられてあった。記念写真を撮り広場で大休止、行動食などとり9時30分出発。下山はあだたらエクスプレスで登って来る団体や地元の登山者、親子連れなど沢山の登山者とすれちがった。薬師岳、五葉松平を経て奥岳登山口、駐車場に11時52分到着。「ヘルシーパルあだたら」で入浴後持参した昼食をとりながら休憩をとった。その後道の駅「安達」でトイレ休憩、買い物などして高速道に入った。「岩手山サービスエリア」で夕食をとり、弘前ICで5名下車、青森IC21時頃到着。弘南バスのドライバーさん、お疲れ様! 皆さん、お疲れ様!
植物***ヤマブキショウマ・コメツツジ・ミヤマホツツジ・リョウブ・ハナヒリノキ・ハクサンシャクナゲ・メイゲツソウ・ノリウツギ・ヨウラクツツジ・ガクウラジロヨウラク・クロウスゴ(実)・マルバシモツケ・トキソウ・ホソバノキソチドリ・タマガワホトトギス・オオバノトンボソウ・ネバリノギラン・モウセンゴケ・イワオトギリ・オカトラノウ・タテヤマウツボグサ・etc