定例山行報告                                2103年8月26日提出(提出者 M.TOYOSHIMA)

山  名 真昼岳(1059.9m)

山行期間 2013年8月18日(日)

参加者名 CL Y.NARA  SL S.TANAKA  SL M.HANADA  他17名    ( 合計20名 ) 

コースタイム

  青森IC5:15→登山開始8:55→飛竜ノ滝9:20→水場9:55→兎平10:30→兎平分岐点10:45→真昼岳山頂

 12:15→昼食後下山12:50→登山口到着15:20→青森IC20:20→解散

山行記録

 マイクロバス1台・レンタカー1台、総勢20名で早朝の青森IC出発。曇り空・ガスがかかっており、お天気を気にしながらも元気に出発。盛岡ICを出る頃には青空も。

 真昼岳林道は、マイクロバス1台がようやく通るくらいの道幅で途中から砂利道の登り。左側座席から見える絶壁にはらはらしながら兎平登山道入口に到着。

 早速、登山準備開始したが、到着をまっていたかのように襲ってくる虫の大群に。あちこちから参加者の悲鳴。SLの号令で準備体操、CLからの熱中症への注意事項があった後、出発。

 登山口から下った吊り橋を一人ずつバランスを取りながら渡る。スリル満点。襲ってくる虫と暑さと戦いながら、意外に急勾配な道に苦戦しながら登っていると、右手に見えてきた「飛竜の滝」に癒される(「竜が天に昇りそうな神秘的なことからそう呼ばれている。」と看板に)。急勾配は続き、途中にあった水場の冷たい水で一服。まもなく緩斜面となり、下草の生えていない若いブナ林、所々に大木が点在。小さい沢に入り尾根に抜ける道は、再び急斜面。

 .林間の斜面を登りつめて兎平に出る。県境の看板有り。展望が開け、ススキ・ささなどが見られる。分岐点の標識前で、周りの景色を眺めながら深呼吸。風が気持ちいい。これだから、山登りはやめられない。女神山を後方に見晴らしの良い稜線を緩やかに下り、しばらく進むと真昼岳が眼前に。

 ここからもうひとふんばり。急斜面の登りが終わり尾根に出る。緩やかではあるが、細い尾根の道を何度か登り降りし、ようやく頂上の三輪神社が見えてきた。今度こそ最後と力を振り絞り登り切った山頂の景色は、360度パノラマの絶景。記念撮影をし昼食。

 雲行きも怪しくなってきたので、早めに下山開始。良く登ったなあと思うような急勾配を一心に下り、水場でのどをうるおし、最後はまた押し寄せる虫と戦いながら、吊り橋を渡り、下山終了。

 若輩者の筆者が登ってもわかるような、様々な魅力のある面白い山だった。超ベテランM子様曰く「低い山はあなどれないんだよ。」なるほど。。。

 本日観察した生物〜食事中のおにやんま・大なめくじ・せみ・くわがた・うばゆり・そばな・えぞあじさい・べにしょうこう・あざみ・つりがねにんじん・やまははこ・はくさんふうろ・あきのきりんそう・うすゆきそう・みやまとうき・いわおとぎり・きつりふねそう・たまがわほととぎす・むらさきすずりんどう・たかねなでしこ・あおやぎそう・よつばひよどり・すすき・ささ・ぶな ( 間違っていたらごめんなさい。)

 ちなみに、真昼岳の「マヒル」は、「坂上田村麻呂が東方征伐の折りにちょうどお昼頃にこの山を通過したからという説」と、「ヒルが多いからという説」があるそう。