北関東の山14座  2013年10月11日〜29日

ルート:会津駒ケ岳→燧ケ岳→平が岳→越後駒ケ岳→巻機山→苗場山→谷川岳→赤城山→皇海山→武尊山→ 至仏山→日光白根山→男体山→那須岳。

山行期間:20131011日〜1029日(19日間、予備日3日間含む)

コースタイム: 各山行記録にて報告。

山行記録 

10/12:会津駒ケ岳(標高2133m、標高差1203m)滝沢登山口615850山頂9001150登山口。樹木に囲まれた厳しい急登登山道が1600m位まで続く。やや緩やかになると湿原があらわれ明るく開け山頂直下まで木道が1`位続き山頂周辺は高原状開放感満ちているがガスで展望利かず残念。危険地帯も少なくそれほど苦労しないで登頂できる。

10/13:燧ケ岳(標高2356m、標高差1160m)御池登山口640900山頂9201150登山口。東北初冠雪ニュースを聞き冬装備に替える。登り始めの岩場急登30分位を登り切るとすばらしい湿原が。7合目から沢岩場登りが続き登りきるとまもなく山頂。雪が笹を覆い銀世界。

10/14:平が岳(標高2141m、標高差880m)中の俣林道コース520830山頂8401040登山口。登り始めから2時間位の急登続く、登りきった後は高原地帯に木道が続く。一旦下りきってから急登を登り詰めると山頂である、山名前の通り広々とした平らな高原である(山頂表示地点は木に囲まれている)

10/15:越後駒ケ岳(標高2003m、標高差790m)枝折登山口5301030山頂10401340登山口。登山道は小ピークを幾つも登り下りを繰り返す長い尾根道が続く。避難小屋直下の岩場登り注意し山頂が見えてくる小屋からは15分位で到着。霧雨で山頂視界悪し。

10/16台風影響悪天候の為登山中止待機。コインランドリーで洗濯。図書館で余暇過ごす。

10/17:巻機山(標高1967m、標高差1180m)井戸尾根コース登山口7101030山頂10401640登山口。5合目まで急登を登りつづけ、それから尾根づたいにニセ巻機山まで登り一旦鞍部まで下り最後の急登を登りきると山頂である。山頂は一面の銀世界5cm積雪。視界ゼロ慎重に下山した。

10/18:苗場山(標高2145m、標高差1043m)かぐらスキー場登山口7001025山頂11151425登山口。スキー場の側道を登り始める。急登も少なく神楽ヶ峰に到着、ここから急降下してから、あらためて山頂への急登に取りかかり山頂台地の池塘地帯まで続きまもなく山頂です。山頂は一面の銀世界積雪4cm位。

10/19:谷川岳(標高1977m、標高差650m)天神平登山口720950山頂10201230登山口。きつい登行ではない。登山道標識忠実に登れば危険地帯はほぼ経験しない。だらだらした尾根道を登ると山頂に続く稜線に取り付き、トマ耳とオキ耳の双耳峰は直ぐだ。最高の天候で展望素晴らしいの一言。

10/20:赤城山(標高1828m、標高差474m)黒檜山登山口745855山頂9001000登山口。森林地帯の岩道を一直線に稜線鞍部まで登りきると山頂はまもなくだ。山頂は樹木に覆われ展望悪し。

10/21:皇海山(標高2144m、標高差1400m)不動沢コース登山口700910山頂9151115登山口。登山口までの栗原林道悪路に苦労した。不動沢を石伝いに沢渡り繰り返すこと1時間半位で尾根への急登取り付き尾根を登りきると山頂であるが樹木に囲まれ展望悪し。帰りも栗原林道に苦戦した。

10/22:武尊山(標高2158m、標高差1058m)武尊神社登山口7201105山頂11201500登山口。林道を2`歩いた後にブナ原生林の斜面を登る。武尊沢徒渉地点から尾根に取り付く、木の根の露出の急登を進み鞍部に出てから小ピークの縦走が続く、直下の急登を登りきり稜線を左折すると山頂である。

10/23:至仏山(標高2228m、標高差637m)鳩侍峠登山口715945山頂9551210登山口。人気の尾瀬地域の山らしく良く整備された登山道、木道、階段を進み稜線から続く岩場のピークに幾度か取り付き最後の岩場登り切ると山頂。尾瀬ヶ原や燧ケ岳は濃霧の中で見えず残念。

10/24:日光白根山(標高2578m、標高差593m)山頂駅登山口8351020山頂10251150登山口。樹林帯を登り始め標高2400mあたりから展望開け草原が広がる。砂礫を登り小白根山へそれから一旦下り岩場を登りきると山頂。霧雨と強風で視界0早々に下山した。

10/25:男体山(標高2486m、標高差1214m)二荒山神社登山口7501045山頂11001330登山口。男体山本日が今年の閉山日。3合目まで樹林帯を登り4合目までは工事用道路を歩く。ここから本格的な登山道が8合目までキツイ登りが続きまもなく山頂。最高地点には三角点と大きな鉄剣が有る。いろは坂の紅葉真盛りカラーグラデーション最高。

10/26台風影響悪天候登山中止待機。

10/27:那須岳(標高1915m、標高差518m)峠の茶屋登山口810855避難小屋9351015山頂10251055ロープウエイ山頂駅11001105ロープウエイ山麓駅11101125登山口。登り始めたが強風と雪が凄い、避難小屋で一時待機40分位。再出発し山頂御鉢回して早々に下山した。

10/28:気になっていた震災後の福島地区の現状を垣間見る。復興にはまだ長い時間が必要に思えた。被災者の方々の苦労が少しでも低減されることを願い帰途についた。家族と中村事務局長へ報告した。

10/29:早朝青森到着。

 

山行中アラカルト・・・

・ 燧ケ岳の事故、岩場で3人パーティー滑り脱臼と大学生パーティー衰弱で下山後救急車2台要請

    NHKBS日本百名山取材に越後駒ケ岳と巻機山で出くわす、年内に放送予定との事。

    巻機山で遭難事故が3件発生し2件は14日と15日に救助されたが、残り1件は10/10入山後連絡無し15日捜査打ち切り。登る時に山中の遭難者に思いを寄せながら慎重に。

    ツアー登山者20名前後パーティーに山行中に4組出合う、礼儀正しいパーティーと今一歩のパーティーの行動が反面教師になり青森労山山行に役立てる。

   ロープウエイ欠行で予定外のルートを登るはめに、予備ルート情報確保が大切。山行中での悪天候対応の判断の為のリアルタイム情報収集の大切さを体験した。