関東の山3座 2013年11月20日〜24日
山 名 関東の日本百名山3座 ルート:筑波山〜天城山〜丹沢山
コースタイム:各山行中に記載。
山行記録
■11/21:筑波山(標高877m、標高差635m)筑波山神社登山口御幸が原コース9:00〜10:25男体山山頂10:30〜11:10女体山11:20〜12:40白雲橋コースつつじヶ丘登山口。
登山道・道標が良く整備され急勾配続くが歩きやすい、男体山女体山を廻り巨岩を探索しながら下山した。
*深田久弥氏は何故低山の筑波山を百名山に選んだか不思議に思っていた。氏の百名山選定基準@山の品格
A山の歴史B個性のある山、そして付加的条件として標高1500m以上の線を引いたとある。編集後記
には例外はある。筑波山と開聞岳、例外を設けてまで筑波山を百名山に推挙したのには強い思いが有ったと推察できる。麓から仰ぎ見る凛とした山の品格、古来からの山の歴史から氏の思いを理解できた気がした。
■11/22:天城山(標高1406m、標高差679m)天城高原ゴルフ場登山口9:00〜11:10山頂12:00〜14:00
登山口。
それほど標高高い山でないが、登山道の多くは豊かな樹林帯の中で、静かでのんびりした山歩きである。万二郎岳へは1時間位で到着、次は最高峰万三郎岳めざし尾根道のアップダウンを繰り返す途中にコース中随一のビューポイントで富士山や太平洋の海原を見晴らすことができた。馬の背を経由し急騰を登りきると樹林に囲まれた広場状の山頂である。下りは涸沢分岐を経由し山腹を巻く道を進み登山口へ。
■11/23:丹沢山(標高1673m、標高差1200m)大倉バス停登山口7:00〜9:50塔ノ岳9:55〜10:50山頂11:25〜14:30登山口。
バス停登山口からゆるやかに登り大倉尾根の登山道に取り付く。尾根上の登山道は砕石が敷き詰められた木
と石の階段が続く、駒止茶屋を過ぎ、花立山荘辺りから塔ノ岳が目前に姿を見せたころ大倉尾根登りも終了。階段をひと登りすると塔ノ岳山頂である、山頂は祝日の土曜日で超満員状態である。そんな光景を右側にみながら丹沢山目指し歩を進め一旦緩やかに下って、ササ原の竜ヶ馬場を登りきると丹沢山山頂到着である。こちらは人が極端に少ない。快晴で富士山、大菩薩岳、雲取山、八ヶ岳、南アルプスがとても綺麗でした。
山行アラカルト
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今回の山行は3日間とも晴天に恵まれ、山頂や尾根道からの展望が素晴しく、特に富士山がとても綺麗で時の経つのも忘れ見惚れてしまった。(富士山には2009年7月登って以来暫く登っていないな・・・)
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丹沢山の登山者の多さには驚いた。パパに背負われた赤ちゃん、走り回る小学生、80歳過ぎのおじいちゃん、おばあちゃんや、20歳代山ガール山ボーイまでの老若男女であふれかえっていた。
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丹沢山下山時に山ガールの方達が結構大きな声で喋っているので会話内容が耳に入ってくる、仕事の愚痴話し、上司の諸々噂話し等々、若女性も日頃の憂さ晴らし気分転換に登山を楽しんでいる様でした。
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天城山へのアクセスは東急リゾート専用シャトルバスで登山者は肩身の狭い感じでした。さらに10月からバス代が700円から1000円に値上がりしていました。
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筑波山は本格的登山姿の方は少数派で、観光やピクニック気分でケーブルカーやロープウエイを利用して山頂まできて展望や紅葉を楽しむ方が大半でした。
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天城山、丹沢山は日陰部分は山頂付近まで霜柱が有り木道は滑る状態でした。さすがに関東とはいえ11月は朝晩肌寒く感じ防寒着は必需品である(登り下り時は半袖でOKでした)