南関東の山6座     2014年5月14~21日

       

ルート:両神山~雲取山~甲武信ヶ岳~大菩薩嶺~瑞牆山~金峰山。

コースタイム 

    5/16両神山(1723)=白井差登山口7:509:45山頂9:5511:00白井差登山口。

    5/17雲取山(2017)=三峰神社登山口5:2010:10山頂10:3014:50三峰神社登山口。

    5/18甲武信岳ヶ岳(2475)=西沢渓谷登山口4:3510:15山頂10:4016:40西沢渓谷登山口。

    5/19大菩薩嶺(2057)=上日川峠登山口8:509:45山頂10:1011:15上日川峠登山口。

    5/20瑞牆山(2230)=瑞牆山荘登山口4:307:00山頂7:208:40富士見平小屋。

    5/20金峰山(2599)=富士見平小屋9:00~12:40山頂13:0016:45瑞牆山荘登山口。

 

山行記録 

登山期間中晴天に恵まれ、各山頂から素晴らしい絶景が展望ができ、富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプス等の山並みが残雪に覆われた白き山頂が蒼空に映え自然美の優雅さを実感した。(未踏のアルプスの山々が登頂を待っているよ~と呼び掛けられたような錯覚に陥った。)

5/21が雨天予報の為、計画変更し5/20に瑞牆山・金峰山2座登頂した(予報通り5/21雨)

 

両神山(りょうかみさん)(1723-埼玉県)コース:白井差新道登山口・標高差830㍍・歩行距離8㌔。

    この登山道は個人所有地、事前予約が必要(日向大谷コースより標高が200㍍高く短縮出来る)

    登山道状況:危険個所特になし、全体的に急登が続く山頂直下の岩場鎖場有り問題なし沢に残雪有り。

          登山道下部は濃緑、上部は新緑、稜線は芽吹き始め。ミツバツツジ-バイケイソウ-ヤマザクラ、沢の音、滝の流れ、鳥のさえずり心地よく登る。山頂は狭いが遠望(富士山-槍ヶ岳-穂高山-八ヶ岳-他)が凄い。 

                    

(くも)取山(とりやま)(2017-東京山梨埼玉都県境)コース:三峰神社登山口・標高差917㍍・歩行距離18.5㌔。

    登山道状況:危険個所なし、距離が長い基本的に樹林帯を歩き続ける途中の展望は少ない。ブツブツと自分と会話しながら黙々と歩く。走行中の植生の様相が林業の針葉樹林から苔生す原生林へ変わっていく。標柱が500㍍間隔で山頂迄有り分かりやすい。山頂の眺望が素晴らしい。

 

()()信ヶ岳(しがだけ)(2475-長野山梨埼玉県境)コース:西沢渓谷登山口・標高差1375㍍・歩行距離15㌔。

    登山道状況:例年より残雪多し、標高2000㍍以上は登りは大丈夫だが下りはアイゼンが必要です。ゲートから登山口かで長々と舗装道路を行き帰り歩くのが難儀。登りは近丸新道コース、途中崩数箇所有り、橋が流され増水時は注意が必要、トロッコ軌道を歩き稜線までの急登が続く。下山時は徳ちゃん新道を危険個所はなし、鹿死骸登山道に有り不気味な感じ。山頂は快晴様々な名山が眺望でき甲武信ヶ岳の位置が素晴らしい。

 

大菩薩(だいぼさつ)(れい)(2057-山梨県)コース:上日川峠登山口・標高差457㍍・歩行距離8.4㌔。

    登山道状況:危険個所なし、残雪も登山道にはなし。上日川峠から木漏れ日の心地よい樹林帯を進み唐松尾根を通り大菩薩峠から尾根筋を山頂目指す、山頂は静かな林の中で眺望がきかない。雷岩での展望が素晴らしい(富士山、南アルプスに手が届く様)石丸峠経由の楽ちんで絶景堪能周回コースでした。

 

瑞牆山(みずがきやま)(2230-山梨県)コース:瑞牆山荘登山口・標高差650㍍・歩行距離6.8㌔。

登山道状況:残雪有り注意と下りアイゼン必要。登山口からミズナラ林の新緑中を進む。富士見平小屋過ぎてから沢へ一旦下る。そこから急登の岩場が山頂まで続く大岩がゴロゴロさらに足元は雪が気が抜けない、巨大な岩盤からなる山頂は展望抜群(南-中央-アルプス、八ヶ岳、そして富士山)富士見平小屋へ戻る。さあ~これから金峰山を目指すぞ~

 

金峰山(きんぷさん)(2599-山梨長野県境)コース:富士見平小屋登山口・標高差1020㍍・走行距離12.2㌔。

    登山道状況:危険個所特にないが岩場稜線歩きなど慎重さが大事。残雪が凍結して下りはアイゼンが必要。瑞牆山登頂後分岐の富士見平小屋登山口から金峰山を目指す。深い樹林帯の急斜面と残雪に気を付け着々と登り視界が開けると巨大な大日岩が現れる。もうひと登りすると森林限界に達し視界の広がり稜線に出る。小ピーク連なる稜線を進み最後の岩塊を登れば山頂です。山頂からの雄大な展望を満喫後下山した。