登山教室実技報告 2014年5月31日 提出(提出者 S.SATOU)
山 名:名久井岳(615.4m) 天候:曇りのち小雨のち晴
山行期間:2014年5月18日(日)
参加者名:CL S.NARITA SL Y.NARA SL Y.HANADA SL H.ISOBE SL K.TUSHIMA
SL H.NAKAMURA 他会員11名 一般24人 (計42名)
コースタイム:青森中央市民センター6:00⇒みちのく有料道路経由⇒道の駅とわだ(トイレ)
7:30⇒法光寺(トイレ)8:OO⇒法光寺出発8:40⇒名久井岳頂上・昼食
10:00〜11:00⇒月山神社11:25⇒/恵光院到着12:30⇒
道の駅とわだ13:20⇒東八甲田温泉(入浴)15:00⇒みちのく有料道路経由
⇒青森中央市民センター到着16:00
山行記録
今朝の天気は雨が降りそうな曇空で、登山中に雨が降らないでくれと願いつつ大型バスに乗車した。今回の登山教室実技はコンパスの使い方や歩行法を身につける目的で実施。会員18名と一般参加が24名であるため、4班編成となった。道の駅とわだでトイレを済ませ、名久井岳を目指し進む。途中空模様が悪くなり、小雨が振り出してきた。大型バスのため法光寺手前で降車し、雨具(上着のみ)・スパッツ・ザックカバー・ストック等を装着して、軽い体操で体をほぐした後、法光寺をめざし20分程歩く。法光寺は日本一を誇る三重の塔があり、その参道の松並木は推定樹齢300年、樹高約20mの赤松19本が聳えており、荘厳な雰囲気となっている。そんな中、今日はトレイルランが実施されるとの情報を間いた。この正式名称は「名久井岳トレイルランニング2014」で、午前9時にふるさとの森公園をスタートし、参加資格は中学生以上の男女で健康で完走する自信のある方となっている。
本日の登山最後のトイレを済ませ、4班編成となり、200mほど先に進んだ所で、名久井岳の見取り図の看板により再確認し「かもしか遊歩道」と「健脚コース」の看板を右折し、登山が始まった。この名久井岳の標高は約615mで、登山口は245mなので標高差は370mで、延長は1.7Kmの登山となっている。
頂上には名久井大権現の獅子頭の出迎えがあり、また円形の方位盤もあった。先発の班は既に昼食の最中であり、我が班(3班)も記念撮影をすばやく済ませ、昼食とした。多少ガスがかかっていたが天候は良好で、周囲を一望することができた。頂上からの下山は早々に急斜面の道となり、ストックで体を支えたり樹木等につかまりながら、ゆっくり進んだ。頂上からの下山コースは月山コース(他に天狗杉コースがある)を進んだ。道は相変わらずヤマツツジの花が見ごろに咲いており、そんな折、数グループの登山者とすれ道った。30分ほどで月山神社(月山奥之殿)を通り過ぎた。私には、登りより下山のほうが急斜面のせいか足腰に負担がかかり、草花を見る余裕がなかった気がする。恵光院が近づくにつれ道路は、一変して両側杉林で覆われてきた。恵光院の駐車場ではバスと先発班が待っていた。ようやく、ついたーー。今回の登山で私の気がついた草木は、ヤマツツジ・イカリソウ・シロバナエンレイソウ・マムシグサ・ヒトリシズカなどである。
恵光院からの帰路は、道の駅とわだで買い物し、七戸町の東ハ甲田温泉で入浴し、疲れを取った。人によっては、鷹山宇―記念美術館や道の駅しちのへで買い物などして時間を使った。青森中央市民センターに到着したのは、予定より早い午後4時頃であった。