北アルプス4座         2014年9月19~23日

ルート:常念岳~槍ヶ岳~鷲羽岳~黒部五郎岳=山小屋泊の縦走。

山行期間:20140919日~0923日(移動日含7日間)

コースタイム 

    9/18:移動日=青森〜東京・東京から夜行登山バスで一ノ沢林道終点登山口(翌日4:35)

    9/19:常念岳(2857)=一ノ沢登山口4:5011:00山頂11:2016:30大天井ヒュッテ宿泊。

    9/20:槍ヶ岳(3180)=大天井ヒュッテ5:3013:10山頂13:2518:30双六小屋宿泊。

    9/21:鷲羽岳(2924)=双六小屋5:3512:00山頂12:1516:50黒部五郎小舎宿泊。

    9/22:黒部五郎岳(2840)=黒部五郎小舎6:008:30山頂8:4515:00太郎平小屋宿泊。

    9/23:太郎平小屋8:3012:30折立登山口14:0016:00富山駅。富山駅発夜行バスで東京へ。

    9/24:東京〜青森。

山行記録 

(じょう)(ねん)(だけ)(2857-長野県)コース:一ノ沢登山口・標高差1730㍍・山頂まで水平歩行距離7㌔。

    登山道状況:登山指導所で登山届提出し真っ暗闇の中ヘッドランプ頼りにゆっくりと高度をあげていく、笠原沢を渡ってから胸突八丁の急登が始まり山腹をトラバースしガレ場を横切り森林限界を超えると広々した鞍部常念乗越登り着く。左側にコースを取り一時間位で山頂到着。360度展望、槍ヶ岳・穂高連峰の大パノラマに感動。大天井岳目指し左手に槍ヶ岳を望みながら縦走を堪能した。大天井ヒュッテ泊り小屋の主人親切な方。       

槍ヶ岳(やりがだけ)(3180-長野県)コース:喜作新道・東鎌尾根縦走し槍ヶ岳まで・歩行時間7時間。

    登山道状況:赤岩岳、西岳は頂上を巻いて進み、水俣乗越までの急な岩場下り鎖・ハシゴ有り慎重に。下りおえてから登りが鎌尾根の名通りヤセ尾根で道の両側が切れ落ちている個所有り足元気を付る。やがて槍ヶ岳山荘に到着目の前に巨大な槍の穂先が覆いかぶさるように立っていた。山頂へのは登り下りルート分かれ岩場の登りクサリ・ハシゴ続くがホールドしっかりしている。山頂は狭いが360度の大パノラマが待っていた。下山後西鎌尾根の長い道のりをアップダウン繰返し小屋目指す。日が落ちた暗闇の中双六小屋到着。

鷲羽(わしば)(だけ)(2924-富山・長野県境)コース:稜線ルート双六岳山頂・三俣蓮華岳山頂経由し鷲羽岳へ。

    登山道状況:小屋からハイマツの中の急坂を進みケルンの積まれた平坦な分岐でた。稜線コースから双六岳山頂・三俣蓮華山頂経由し三俣山荘へここから鷲羽岳山頂まで標高差374㍍の花崗岩のガレた急登をただひたすら登る90分位で山頂到着。眺めは一級品、薬師岳・黒部五郎岳・槍ヶ岳・大天井岳・水晶岳・富士山その他。ただただ感動(又来るネ・)

          黒部五郎小舎目指し下山開始。三俣山荘から三俣蓮華岳をトラバースコースで進み2時間位で小屋到着。

黒部五郎(くろべごろう)(だけ)(2840-岐阜・富山県境)コース:黒部五郎岳小舎分岐から五郎カールコースに取付く。

    登山道状況:カールルートは緩やかな登り。カールを通過中に熊の親子が横断したようだ(他登山者情報)見ること出来ず残念。カール状から尾根          に取付く個所から急登が続く、尾根にザックをデポして山頂へ絶景の山頂が待っていた。雲ノ平アラスカ庭園が遠望できた。太郎平小          屋まで近いようで遠く、赤城岳・北ノ股岳縦走だが何度も偽ピークに騙されながら、ひたすら黙々と尾根道を歩き絶景が疲れを癒して          くれ太郎平小屋に到着。

■折立下山口へ   太郎平小屋から8:30出発し五光岩ベンチ・太郎坂アラレちゃん経由し折立登山口到着。

■今回山行で習得の事柄。

①この山域ですれ違う登山者は山慣れした印象でマナー良かった、多くの出会いと山の試練を学び楽しい登山ができた。 

②折立登山口柱に有った言葉=山を愛し自分の経験と体力に合った行程を取りましょう(胆に銘じます)

③太郎平小屋の山岳警備臨時派出所本日9/23で店じまい派遣されていた若い警察官を情報交換。

(指先で簡易計測器で心拍数血圧を調べてくれた異常なし)(今後もお世話にならない様にします・・笑い)

④初めての長期縦走でザック重く余分な物が多かった。次回の糧にしたい。

⑤ソーラパネル発電充電器が大活躍した。連日快晴でフル充電出来携帯掛け放題。

⑥槍ヶ岳登頂には時間に余裕が必要、先週9/1314は渋滞で3時間から5時間掛かっていたそうです。

⑦北アルプスパノラマトレールが開催されていて7030㌔コースで40名参加。各地でトレールランナーが増加しいるが、お互い譲合い事故の無い様にしたいものです。