定例山行報告                          (提出者 S.SATOU)

 

山  行:大毛無山(736.5m)・・・・・紅葉を愛でる山行    

山行期間:2014年11月2日     天候:曇り 

参加者名:CL T.SAITOU SL K.YAMAZAKI SL Y.NARA      他 会員13名  一般2名  (計18名)

 

コースタイム:【11月2日】

合浦公園駐車場7:30⇒大和山社務所(受付・トイレ)8:22〜8:30⇒移動・林道入口駐車場8:40⇒林道歩行開始8:45⇒登山口10:08⇒大毛無山山頂11:10⇒昼食11:15〜11:45⇒下山11:45⇒登山口12:12⇒林道入口駐車場13:18⇒大和山社務所13:30(下山報告・トイレ)⇒合浦公園駐車場14:23→解散

山行記録

  合浦公園駐車場で本日の登山計画説明後、車の配車計画により4台の車に乗車した。浅虫・久栗坂を過ぎ夜越山公園も通過し、大和山の社務所に着く。駐車場の脇には野菜などの示直売所があり、かぼちゃ・豆・もち米・山ぶどうジュースなどを販売していた。近くには「大和山聖地案内図」の看板があり、敷地に各種建物が多数あるのには驚かされた。登山の受付やトイレを終え、そこから車で林道入口まで移動し駐車した。登山準備し、歩きだしたのは8時45分。林道を川(沢)沿いにせせらぎの音を聞きながら進む。少し進んで「西の沢林道」の標識を左折し、しばらく進むと、右岸の赤茶けた断崖を細く流れる滝があった。林道は落ち葉で埋もれ、道幅は狭くかつ石交じりで歩きづらかった。両側の木々は紅葉も終わりなのか枯れかけていた。道端でツルリンドウの赤い実を発見した。鳥の声が所々で聞こえたが、名前は不明である。小休止を5回程取りながら進む。心配していた空模様は雨の心配も無さそうなので、途中で雨具を脱いだ。登山口に着いたのは10時8分頃、小休止を取って、登山口から急斜面を登坂する。

斜面は30度程度であり、背の低い笹や潅木(雑木)が生えていて、急斜面をストックや自力で笹などに捕まりながら、一歩一歩登る。道は木の根や落ち葉でとても滑りやすかった。笹は上に登るほど背丈が伸びていたので、つかまえやすかった。目の前が急にひらけ、頂上に到着した。時計は11時10分を指しており、時間は約2時間25分程の行程だった。頂上には石をセメントで固めた大和山の祠が鎮座して大和山本部と正対していた。頂上の広さは5mX10m程と思われた。帰宅後資料によると、大和山ではこの山を「遙望山(ようぼうざん)」と呼んでおり、年一回参詣登山をして、国土の安全を祈願しているとの記述があった。三角点は国土交通省と林野庁の2つがあった。雨が気になるため、素早く記念写真を済ませ、昼食とした。幸い雨にも免れて、周囲の山々が見渡せ、遠くは下北半島や野辺地の烏帽子岳なども見られた。下山は雨を気にしつつも、11時45分に出発した。

 急斜面のため私はストック無しで、笹や樹木につかまりながら、慎重に後ろ向きにもなりながら降りたが、数回尻もちを着いた。下り斜面は、休息を交えながら、道を大きく蛇行しつつ下山した。登山口には12時12分に到着した。所用時間は約30分だった。いつも感じることだが、「よくもこんな斜面を登ってきたなー」と自分を褒めたい気持ちになる。下山時に林道の左斜面にポツンと黄色く色づいたカエデ(?)の木が特に心に残った。大和山近くの道路に積もっていた枯葉を、信者の皆様方が多数清掃・運搬していた。大和山の社務所に下山の報告やトイレを終え、合浦公園の駐車場で本日の反省し、解散した。