定例山行月見野森林公園報告    2015227日提出       (提出者 M.MINAMI)

山 名  月見野森林公園(青森市近郊) (ツェルトの使い方・イグルー作成)

ルート:月見野霊園入口〜東屋〜尾根〜小金沢林道、遊歩道3号線標柱〜月見野森林公園駐車場近く青銀従組の森〜月見野霊園入口周回

山行期間:2015215日(日)

参加者名:CL S.NARITA SL K.KUDOU SL Y.HANADA(ワカン)  他11名  (計14名)  

コースタイム                              

828月見野霊園入口出発・846遊歩道1号線標柱・901管理棟から合流・914東屋 小休憩・934鉄塔102近く・948小金沢林道、遊歩道3号線標柱・1018青銀従組の森・1025林の中でツェルト張り練習・1053イグルー作成・1141昼食1230・ヒトココ捜索訓練・1255森林公園駐車場・遊歩道1号線標柱・霊園中央プロムナド・1319月見野霊園入口着・解散

山行記録

北海道東部の発達した低気圧の影響で、風強く午前中雪、午後曇りの予報だった。8時過ぎ月見野霊園前に614名集合した時は、一部青空も見え、風も弱く、真っ白な新雪の中、森林公園内でのツェルトの張り方・イグルーの作り方、加えてお汁粉ぶるまいと、楽しさ満点スノーハイキングの予感でわくわくした。 スキー1名・ワカン2名・スノーシュー11名身支度整え、CL NARITAさんから40年前の八甲田でのツェルトで泊まった時の話、その当時はバス移動で、仙人岱の小屋には届かず、途中でツェルト泊、白神での雪洞泊も大変だったとか。10年ちょっとしか山歩きしてない南には、その大変さが想像以上で、慎重な判断・経験に裏付けされた行動を、少しでも身に着けたく思った。

828SL KUDOUさん先頭、一瞬小雪、気持ちよくノートレースを出発。スキーH.NAKAMURAさんは帰路わずかに滑るためにプロムナード右にトレースつけている。園内の大木は雪桜満開だ。雪の沈みは20p位か。バリカン山は見えているが、先月の会山行楢木森山は黒い雲の中で見えない。846霊園を抜けて樹林帯へ。順番にラッセルして、結構速いペースだ。901森林公園からの分岐、ここから東屋への急坂が始まるが、新雪が階段を埋めていて、それとトップが軽く左右に蛇行しながらのコース取りしてくれ楽に上れた。914屋根にずっしり雪がのっている東屋着、ここは岩木山ビューポイントだが 生憎姿なく。雲谷・梵珠山方向は見えていた。918尾根歩きへは、北側は杉林、南側はカシワの葉がまだいっぱい木についている。934 102鉄塔近く。30p位沈むようになってきた。新しいピンクテープ数カ所あり。SATOUさんの散歩コースとかでよく来ているらしい。948小金沢林道分岐遊歩道3号線標柱もかなり埋まっている。右折して954. 実付ハリエンジュが林道沿いに並んで生えている。1018看板が新しくなった青銀「従組の森」でザック下ろしイグルー作成地にと踏み固める。その少し上の林の中で 1025SL HANADAさん講師にツェルトの張り方実習。立木を利用して3ツェルト張り、23人入れて暖かい。使用後の収納用に少し大きめのビニール袋を一緒にしておくようにとの有用なアドバイス有り。張らなくても一人で入り込めば暖かいとの事で、常にザックに入れてあるのに未使用はと、早速昼食時にKASAIさんと実行。いつもは厚手のダウンを着こんでいたが、ツェルトが勝ると。加えてCL NARITAさんから、中の風上にザックを置くと直接ツェルトが触れなく、なお暖かいと教えられる。移動して1053CL NARITAさんリードでイグルー制作へ。以前から作ってみたいと思っていた。昨年はスノーマントを作ったと思い出す。新雪を踏み固めてから 直径1.6m位の円形に スノーソーで大き目の雪ブロックを切り出し載せていく作業、SL KUDOUKUDOUさんが中に入って進める。皆初めてで書物やネットからの知識しかなかったが、だんだんに内側に傾斜をつけ、表面を平らに、ブロックの大きさ・形・雪質まで考えるようになっていった。 写真撮影で見ていただけ。天井は無理かな?も、難なく完成へと近づき、入口を掘り、中からも外へ掘り進んで、1141開通した時は皆『ヤッター!』の気分真っ青の空に、初挑戦約50分で完成イグルーが映える。次々と順番に入って 3人・5人からは記念撮影の要望も。少し冷えた体にお汁粉ぶるまいも 美味しく心も温まりランチタイムに。1230イグルー前で記念撮影後、CL NARITAさん所有ヒトココを実際に使用して試す。方向矢印と距離が細かく表示される。埋まっている状態は少し難点もあるようだが、軽さ・電池時間が長いなど、会山行時に使用も有用だなとの話で盛り上がる。約25万円位かかるかなの試算も。1255青銀従組の森を出発。霊園への分岐から往路を下り、往きには見えなかった楢木森山も見え、霊園正面プロムナードからは市街地の向こうに陸奥湾、振り返ると東屋のある三角のピークがよく見えて、山容分かるのは、この時期ならではの楽しみでもある。横並びでおしゃべりしたり 黙々と一人歩き等 それぞれ楽しく下って1319月見野霊園入口着、解散した。山を目指して歩くとは異なった一日だったが、楽しく有益な時を共有でき感謝感謝!