山行報告              2015年5月30日 提出 (提出者 S.SATOU)

 

山  名:久渡寺山(662.9m)        天候:曇       形態:登山教室

 

山行期間:2015年5月17日(日)

 

参加者名:CL Y.HANADA SL H.NAKAMURA SL N.NAKAMURA SL Y.TANAKA SL S.TANAKA SL Y.NARA 

       他 会員18名  一般14名    ( 合計32名 )

 

コースタイム  合浦公園駐車場・集合・出発7:0⇒久渡寺駐車場9:03⇒登山開始9:25⇒新国見台

:54⇒久渡寺山の登山口10:27⇒久渡寺山山頂到着11:16⇒昼食11:16〜

12:00⇒下山開始12:0⇒岩落山⇒カモシカの道⇒ビジターセンター⇒久渡寺山駐車場着1:35⇒駐車場出発13:48⇒合浦公園駐車場着・解散15:20

 

山行記録   

天気は曇(雨が心配)で、多少風あり。今回は一般が14人、会員が18人の32人が参加し、大型バスでの登山。合浦公園駐車場をほぼ定刻に出発し、久渡寺駐車場に9時3分に到着。身支度やトイレを済ませ、5班に分かれて準備体操。ここ久渡寺は「津軽33霊場の1番札所」であり、春秋の大祭にはイタコによる口寄せを実施。そのため、バスで登山や参拝に来る人は久渡寺線で、そのバス停もあり。本日の登山は5班に分かれ、1班から順に進行。駐車場から山門をくぐり登山開始は9時25分。登り始めは急な石段(227段)が続き、息を整えながら登る。10分ほどで石段を登りきった所から、下を見たら急なことが実感でき、その先には聖観音堂と奥の院がある。ここの標高は260m程で、少し歩いての国見台からは、弘前市内を展望した。さらに10分程歩いた所には新国見台(休息所風の建物)があり、眼下を展望可能。また斜面には一部ツツジが赤く咲いて、ここで小休止や衣服調整。この登山道には50m毎に青い杭が設置されているが数本を確認した。この辺りの道には、真っ直ぐ伸びた杉の大木が続く。道は随所に丸太で土留めした階段(丸太階段?)があり、幅が一定でなく歩行困難。また山頂へ向かう道には各種標柱があり、個人で行っても安心で、かつ石仏も見守っていた。お弁当広場にて衣服調整等で10時27分頃から10分ほど小休止。ここに「久渡寺山山頂まで約1.0km」の標柱があり、先導者がここから本格的な登山(L=1.5km)が始まるとの話をした。

ここで赤い実のアオキを見つけ、これから先はエンレイソウ・シロバナエンレイソウ・イチリンソウ・サンカヨウ・ヒトリシズカ等があちこちに咲き、少し登った沢にはまだ残雪があり、カタクリも咲いていた。各班はサブリーダーを先頭に、ここを通過後山頂に向けて急なジグザクな道を登る丸太の階段や道は枯葉で覆われ、足元に注意しながら登る。視界には空が次第に明るくなって、山頂直前にはコブシの白い花が咲いて、山頂に到着したのは、11時16分と予定より早く到着。山頂はあまり広くなく、周囲を丸太材で補強された小さな祠が設置。眼下の展望範囲は狭いが、弘前市の町並みが見える。昼食は約40分、12時には下山を開始。道はブナ林等に変わり太陽の道を下る。岩落山からカモシカの道が始まり、落葉を踏みしめ、急な山道をストックや横向きに降りる場面の連続で、神経や脚の筋肉を消耗した。ビジターセンターを通過し、下山最後に紫色のキランソウを発見し、久渡寺駐車場に1時35分に到着。身支度後出発し、合浦公園駐車場には3時20分に到着して、解散。

今回の登山は、多数の花を見れたことや、急峻な下山が身にしみた一日でした。