定例山行報告                         2015年8月26 日 提出者( R.MUNAKATA)

山  名:戸来岳 1159m

山行期間:2015年8月23日(日)  

 

参加者 :CL K.KUDOU SL K.YAMAZAKI SL Y.NAKAMURA  他会員22名 一般1名  (計26名)

コースタイム

中央市民センター出発5:00 → 妙返川林道公園P7:30 → 登山開始7:50 → 大駒ヶ岳、大石上、平子沢の道標8:50 → 大駒ヶ岳山頂10:45 → 下山開始11:00 → 日本一の岳樺にて昼食11:20〜11:45 → 妙返川林道公園P13:40 → 酸ヶ湯トイレタイム→中央市民センター解散1625

 山行記録

早朝5時中央市民センターより弘南バスに乗り込み出発する。

八甲田経由で十和田湖方面に向かうが、だんだん雨が本降りになってくる。妙返川林道の広い駐車場に着き各自雨具の身支度とトイレを済ませる。女子トイレは二つある内一つ使用不可の為一つのトイレに行列で大変不便でした。登山口からすぐ杉林の中の道は広く、フカフカの腐葉土で歩きやすい。

まだ8月なのに白いのやら、茶色、赤っぽい大きな毒(?)キノコがニョキニョキ生えている。やがて林道へ飛び出る。林道を渡った左手に道標と青森県自然環境保全地区の案内板があり、それを一段高くなった登山道へと進む。大駒が岳、大石上、平子沢の道標があったのが8:50途中ミヤマウズラ、ソバナ、蕾がホップのようなつる状の、ツルニンジンが雨の中でしっとり咲いている。ブナの木が出てくると、やがて急登になる。木の根も石もない山肌の露出した急斜面を、前の人と間隔をとりながら、足元に注意して登る。下りはどうやって、この急登を降りたらいいのか今から心配だ。急登のこの場所には、リンドウ、白いウメバチソウが「がんばって!」と応援してくれているように元気づけてくれる。

雨で景色が全くないので、いつもは花に無頓着な私でも思わず花に目がいく。やがて斜度が緩くなり、オンコ(イチイに木)の木に赤い実がなっていて、つまんで食べる人も。そしていつの間にか、大駒が岳の平らな山頂にたどり着く。雲で下の景色は全く見えない。CLのKさんが「さて。三ツ岳迄はさらに急登で降りて登っての一時間半強だが」と言ったところで、すかさず「私は無理です」とつい言ってしっまた。私事ですが前日蕁麻疹で病院にかかり、医師には安静にしていた方が良いと言われていたのです。

私の一言が効いたのか、CLは「それでは、ここで集合写真を撮って下山します」との発表。三ツ岳登頂を楽しみにしていた人にはゴメンナサイ‥‥

例の山肌の急斜面は、CLとF氏がザイルをはってくれたおかげで難なく下へ。ありがとうございます。日本一の岳樺の所で慌しく昼食。雨の中で食べるのは初めてだったけどおいしっかた。

ミズを収穫して満足していると、登りの時は誰も気づかなかったアケボノシュスランの群生があり皆足を止める。駐車場にはバスがすでに待機していてホットする。
頂上からは十和田湖の展望も何も見えず三ツ岳迄は行けませんでしたが、終始雨の中の山行で泥、汗、雨水だらけになりながら無事に定例山行を終えました。