日本百名山4座 焼岳、御嶽山、空木岳、乗鞍岳
ルート：焼岳～御嶽山～空木岳～乗鞍岳＝各山日帰ピストン登山。
山行期間：2015年10月11日～10月16日（移動日含6日間）
コースタイム
①
10/11:移動日＝青森IC発〜東北道・北関東道・関越道・上信越道・長野道〜松本から国道158号
②
10/12:焼岳＝新中の湯登山口9:１5～11:05焼岳山頂11:15～12:45新中の湯登山口。
③
10/13:御嶽山＝ロープウエイ山頂駅9:55〜11:40御嶽山9合目最終点12:00～13:15山頂駅。
④
10/14:空木岳＝林道終点登山口5:50～10:50空木岳山頂11:10～14:45林道終点登山口。
⑤
10/15:乗鞍岳＝畳平登山口8:00～９:10乗鞍岳山頂９:30～10:30畳平登山口…松山城見学。
⑥
10/16:移動日＝松本IC～長野道・上信越道・関越道・北関東道・東北道〜青森IC着。
山行記録
■焼岳（2444.3㍍ 長野・岐阜県境）コース： 新中の湯登山口標高差 923㍍・往復所要時間3時間30分。
現在の噴火警戒レベルは１です。
登山道状況：駐車スペース限られ路上駐車した。登山口にはトイレ水場無し。緩やかな坂道を巻く様に登り下堀沢出合へ、ここから厳しい登りに変る。はしごや急登で高度を上げると山頂付近から水蒸気噴煙が噴き出ているが見える。その噴煙の下をトラバースし北峰を巻く様に裏手に回り岩稜帯を垂直に登れば山頂である。ガスが上がってきて残念ながら眺望を見ること叶わず。
■御嶽山（3067㍍-長野・岐阜県境）コース：黒沢口コース・田ノ原登山口・標高差620㍍・往復所要3
時間20分。現在の噴火警戒レベルは2です。
登山道状況：昨年9月27日11時52分に噴火し死者58名不明者5名の大惨事から一年経過したが噴火警戒レベル２と昨年噴火前より危険な状況と推測される点、まだ不明者も発見されない点やご遺族の心境を想うと一般登山者が山頂近くまで登ることに躊躇いながら噴火した場合は自己責任で登山計画慎重にヘルメット着用等立案実践した。九合目献花台前で黙祷なぜか涙が・・石室山荘ご主人にお話が聞けた。8合目から9合目の登山道に火山灰が数センチ積もり固まっていた噴石もあちこちに。登山道危険箇所は特に無。
■空木岳（2864㍍-長野県）コース：池山尾根登山道・標高差 1464㍍・往復所要時間8時間55分。
登山道状況：林道終点登山口から歩きやすく整備された池山遊歩道を進むと池山分岐水場到着しここから針葉樹林の苔むす原生林を登りマセナギをすぎると小地獄大地獄と呼ばれるハシゴ、ワイヤー、クサリ場が続く難所を越え迷い尾根の北側斜面を進むと空木平分岐です、ここから駒石方面へ進み標高を上げると森林限界超えハイマツ道となり空木岳への稜線が視界に入る。稜線上には大きな駒石や円盤岩など自然の芸術的な岩のオブジェは神秘的で迫力がある。駒嶺ヒュッテを経由し、最後のひと登りで岩稜と白砂礫の空木岳山頂です。晴天360度の展望で南・北アルプス、八が岳、富士山が遠望できた。
■乗鞍岳（3026㍍-岐阜・長野県境）コース：畳平登山口・標高差326㍍・往復所要時間2時間30分。
登山道状況：バスターミナル畳平から肩の小屋までは整備された自動車道路を進み、小屋から本格的な登りとなり、ザレ場に岩が転がる荒涼とした道を登ると山頂小屋到着する。山頂直下の岩塊の急坂を登りきると乗鞍岳の最高点剣ヶ峰到着です。晴天最高の展望でした。
*12日の初雪で岩場はアイスバーン状態に下りは特に慎重に下山した。
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■追伸。
①乗鞍スカイライン12日の降雪で2日間閉鎖の為に乗鞍岳から御嶽山へ計画変更し鞍岳は最終日移行。
この時期の天候急変事前対応策と現地での情報収集を十分にすることが大切です。
②御嶽山は緊張しながら噴火時の11時52分に献花台到着し黙祷。山の悲しい事故がなくなる事を願う
献花台より先は登頂禁止、関係者の方が下山してきたが捜索活動か火山状況確認をされている様だった。
御嶽山入山情報システム＝登山者の安否確認を携帯電話QRコード利用してできる方式が有った。
本当に安全になったらまた登り哀悼を奉げたい。
③焼岳登山口の路上駐車場手狭なので早い時間に到着し確保する必要ある。
④空木岳登山口の林道終点まで今回は行くことが出来たが工事中の場合は下部駐車場を利用する事になる。
日帰り登山の場合は往復所要9時間位要するので早立ちが必至です。
⑤各山小屋閉鎖の時期なので事前の営業期間確認が必要です。
以上報告です。