宮之浦岳 (鹿児島県屋久島)
ルート:淀川登山口~宮之浦岳山頂~白谷雲水峡登山口。
山行期間:2015年11月09日~11月13日(移動日含5日間)
コースタイム
①
11/09:移動日=青森〜東京泊
②
11/10:羽田空港6:25〜8:20鹿児島空港8:45〜9:20屋久島空港10:19~10:35安房港10:45~11:30淀川登山口11:40~12:20淀川小屋泊。
③
11/11:淀川小屋6:50〜10:45宮之浦岳山頂11:15~14:20新高津小屋泊。
④
11/12:新高塚小屋7:40〜9:45ウィルソン株10:00~11:40楠川分かれ11:45~13:00辻峠13:05~14:25白谷雲水峡登山口14:40~15:50縄文の宿まんてん宿泊。
⑤
11/13:縄文の宿まんてん8:45~8:50屋久島空港9:45〜10:20鹿児島空港10:50~12:25羽田空港14:30~15:10東京駅17:20〜20:40新青森駅。
山行記録
■宮之浦岳(1936㍍」コース:淀川登山口~淀川小屋~花之江河~宮之浦岳山頂~新高津小屋~大株歩道~
楠川分かれ~辻峠~白谷小屋~白谷雲水峡登山口。
屋久島空港観光案内所でガスカートリッジ購入しポストへ登山届を投函して登山準備完了。
淀川登山口スタート樹木が鬱蒼と茂りジャングルの様相の登山道40分進むと淀川小屋到着です。
今夜は小屋泊ですが宿泊者は私一人で貸切状態なにか寂しいかな。夕食は五目御飯とハムサラミ
野菜炒めとコンソメスープです。ラジオで天気予報(曇り)を確認し早め目20時就寝。
二日目、薄曇りです。朝食は圧縮即席麺とソーセイジ野菜ジュースを摂取。昼食用お湯ポット
に確保しスタート。登山道は要所に道標が設置され岩場にはロープが有りよく整備されて危険個
所は特にありません。高層湿原の花之江河を通過し急登岩場を登り切ると尾根に出る。そこから
偽ピークに騙されそうになりながら最後のピーク栗生岳を下り急登を登り返すと宮之浦岳です。
山頂はガスで展望視界は利かず残念。昼食アルファー米チャーハンと乾燥味噌汁にお湯を注いで
頂いた。山頂裏手の大岩割れ目の中の祠に手を合わせ後に今夜の宿泊新高津小屋目指して下山開
始。途中から小雨が降り始め山小屋に到着後本降りの雨となった。夕食準備の為に傘を差し水場
へ往復10分位、献立はカレーライスとトマトサラダにトン汁です。今夜の宿泊者は6名(昨夜
は団体客有り20名)皆で山話しで盛上る。今夜も広々楽々と21時シェラフにもぐり込み就寝。
三日目、外は雨ですが苔むす屋久島らしさを満喫できると思うとワクワクしてきた。朝食もそ
こそこにレインウエア―着込みスタート。縄文杉が神々しく大きく目の前にそびえ立ち数千年の
歴史を感じた。ウィルソン株の中は広く上を見上げるとハートの形が。大杉が生い茂る登山道を
下りトロッコ道に出る。長いトロッコ道を下り楠川分かれから急登を登り辻峠へそして苔むす森
を下るとヤクシカや猿が出没し歓迎している様な気に。雨で増水した迫力満点の渓流沿いを進む
と白谷雲水峡登山口に到着した。
■山行振返。
・今回の山行は宮之浦岳登頂より屋久島の自然スケール大きさに魅了され、今までとは違う何か新しいアドベンチャーを感じた。
・今回は携帯トイレを使わなかったが必ず持って行くことを勧めます。携帯トイレブースが多いです。
・水場、水源豊富で綺麗な水が流れている飲料水確保簡単です。
・山小屋には早期に着き寝場所確保する事も大事です。かび臭い事は理解する事です。
・降雨は当たり前と思い事前準備十分に傘がとても役立ちました。
・宮之浦岳登頂で日本百名山完登の有終の美を飾ることが出来ました。
■参考データー日本百名山の噴火警戒レベル最新情報入手し慎重な山行を。
・噴火警戒レベル3《入山規制》登山禁止や入山規制等危険な地域への立入等。災害時要援護者の避難準備。
阿蘇山=平成27年9月14日現在。
・噴火警戒レベル2《火口周辺規制》火口周辺への立入規制等。
御嶽山=平成27年6月26日現在。
浅間山=平成27年6月11日現在。
吾妻山=平成26年12月12日現在。
浅草白根山=平成26年6月3日現在。
霧島山=平成25年10月22日現在。 以上報告です。