定例山行報告                                                                               (提出者 M.KIKUTHI)

山 名  高森山386.5m)                        山域:青森市浅虫  山行目的:初冬の里山を歩く

ルート:ゆーさ浅虫〜ころび山〜高森山〜馬場山〜奥煤川口〜ゆーさ浅虫P

山行期間:2015年12月13日(日) 1日間

参加者名:CL T.TUSHIMA  SL M.MINATOYA SL Y.NARA    他15名   ( 計18名 )

コースタイム 

 道の駅ゆーさ浅虫P 830 〜 馬場山遊歩道ころび山入口 835 〜 陸奥湾展望所(120m)

 905 〜 高森山登山口入口(150m)920 〜高森山山頂(386.5m)1027 ー 1100

 〜 馬場山(192.8m)1145 〜 奥煤川口 1210 〜 ゆーさ浅虫P 1235

山行記録

 旧暦11月3日とはいえ、発達した低気圧が日本の東海上へ離れ高気圧に覆われた、無積雪の穏やかな登山日和となった。CL T.TUSHIMAよりの本日のコース説明ののち各自ストレッチを行い出発。浅虫駅前を通りすぐ鉄路下の排水路脇の道(※初めて通る)をくぐり、馬場山遊歩道ころび山入口から長くつづく階段を上り、衣服調節後、浅虫水族館からの合流点をすぎ陸奥湾展望所で休憩する。「ころび山」の名の由来が浅虫温泉逗留の棟方志功が好んでこの地に寝ころび、海と島の眺望を楽しんだことによるとの説明がSL Y.NARAよりあり、このルートを歩くここちよさがあらためて分かる。

 管理棟からの合流点をすぎ東屋墟を通りすぎ登山口入口(山頂へ2.46km)に至る。

 これより、木の葉ふり尽くした林の尾根を上り、左に屋敷山(321.6m)を見つつ分岐を越え、形のよい二股のアカマツの辺りで小休止(950 忠良さんのよい画材になるのになあと思う)。冬枯れの見通しのよいそして、フカフカの落葉を踏みしめて歩く楽しさに、涼しくも爽やかな風に汗が引く。馬場山分岐(1000 290m)を越え、もう一息の急坂の登りの道端に一かたまりの真っ白い兎の毛が散っているのを見て、”誰が、どのようにして、どこへ運んだのだろう”と自然界の摂理に想いを馳せる余裕を見せつつ山頂に到着。集合写真を賑々しく笑い合い撮り、早い飯時とする(少し寒さがつのる)。

 下りは馬場山分岐を左に下り(1100)、緩やかな尾根筋を「臥竜の松」を越え、馬場山中継所を過ぎ「亀ノ甲ノ松」の他にない深い彫の亀甲模様に個性の不思議を思いつつ、赤松巨樹分岐(直進 0.2km)(※巨樹との出会いが初めてのY氏は後続待ちのあいまに往復してきた)を右へ、アジサイロード、煤川方面へ進み、沼畔・東屋を経て、温泉街へ向かいゆうやけ橋を渡り、駐車場に着く。

 T女史がこの山初登行、各員の活達な歩行で予定より1時間半も早く終了した山行であった。