訓練山行報告

２０１８年３月６日提出　（提出者　T.KIMURA）

山　　名：雛岳（1,240m）

山行期間：２０１ ８年３月４日（日）

参加者名：（ＣＬ） M.FUKAZAWA　　　（ワカンＳＬ) S.NARITA　他１１名　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（スキーＳＬ） T.FUKUI　　他２名　　　（　計１６名　）

コースタイム　横内Ｐ7:15、雲谷ゲート7:30、箒場岱登山口8:15→10:06最高点1,140m→

　　　　　　　10:50昼食11:20→11:50箒場岱登山口

山行記録

横内パーキングから車４台１６名で出発する。雲谷ゲート７時半発、萱野茶屋・火箱沢林道を経て８時箒場岱着、高原茶屋前に駐車。萱野茶屋から見えた田茂萢岳山頂は西から東に雪煙を強くなびかせ、今日の風の強さを示していた。車中でのYさんの話では前日が土曜で天気も良く、３月３日雛祭りにちなみ相当数の登山者・スキーヤー・ボーダーが「雛岳」登ったのではないかとのこと

身支度を調え、ＣＬの指示でコンパスをセットし８時１５分箒場岱登山口発、スキー隊（３名）が先行しワカン隊（スノーシュー１２名、ワカン１名、計１３名）が続く。上空を強風が舞い、ブナの林がゴーと鳴る。青森市内気温１０°の予報の中、濡れ雪で締まっている雪のためかスノーシューでもほとんど潜らない。

風は一向に治まらず、樹林帯を越えようとする当たりで進むのもままならなくなり、１０時６分に馬面岩手前の1,140m地点（？）でＣＬがこの地点で引き返しますと宣言。その場で記念写真を撮ろうということになったが、爆風の中立ち上がれず、全員その場で膝を折った状態で撮影。スキー隊も強風の中標高を下げてシールを外して滑走、濡れ雪で極めて滑りが悪かったとのこと。

樹林帯の中、風のさほど及ばない場所で昼食ということで920m（？）付近まで下りてきて昼食をとる。北八甲田の西面南面のルートが強風で使えないためか、昼食中もガイド案内によるスキーヤー・ボーダーが相当人数登っていく。

昼食後１１時２０分出発し、一目散に下山（皆さんの足取りが速かった）、１１時５０分箒場岱に到着。

箒場岱での終了挨拶で、ＣＬから悪天のなかお疲れ様でした、１月下旬の下見ではものすごく天気が良かったのですがという挨拶では、「嵐を呼ぶ男」という評判を再認識させるものだったかもしれない。

悪天候の中、無事山行を終えられたのは、経験豊かな労山の先輩方に導かれたものと感謝する次第です。※標高はスマホの登山用地図アプリによるものです。