訓練山行報告 横 岳
2019年2月27日提出 (提出者 N.KIKUTHI)
山行期間:2019年2月24日
ル ー ト:沖揚平〜横岳(往復)
参加者名:CL H.NAKAMURA SL N.YOKOTA 他6名 (以上 スキー)
SL M.FUKAZAWA 他7名 (以上 スノーシュー) (計16名)
コースタイム
城ケ倉大橋駐車場
黒石側 8:13 → スノーシェルター登り口 8:28 〜 8:45 →
横岳山頂 10:59 〜 11:20 → 1070m地点 昼食 12:11 〜 12:47 →
スノーシェルター登り口 13:12 → 城ケ倉大橋駐車場 黒石側 13:28 ※スキー隊
(スノーシュー隊 城ケ倉大橋駐車場
黒石側 13:42)
山行記録
横内パーキングをスキー隊8名とスノーシュー隊8名の計16名で、車4台に分乗し意気揚々と横岳登山に出発。
出発時点では風もなく、気温もさほど低くはなく絶好の登山日和と思われましたが、CL H.NAKAMURAの「今日は徐々に風が強くなる。」との言葉どおり、まさかあのような状況になろうとは・・・
城ヶ倉パーキング(黒石側)に車を停め横岳登山取りつき点まで十数分の車道歩きです。取りつき点は雪の壁にステップが切られていて難なく這い上がることができました。
スキー隊を先頭に登山開始です。トレースはなかったものの締まった雪の上に新雪が5〜6センチ積もっているだけで快調に高度を上げていきました。ブナ林を抜け、ダケカンバの樹氷帯に入ったあたりから左手に北八甲田の山々、右手に岩木山がくっきり見え歓声が上がっていましたが、次第に風が強くなり体感温度も急激に下がってきたように感じます。
スキー隊が先に横岳山頂に到着しましたが、もの凄い風で(後に分かりましたが、ロープウェイも25m以上の強風により運休していました。)長居はできなく樹氷の風下に避難しスノーシュー隊の到着を待ちます。間もなくスノーシュー隊も到着し、早々に下山開始です。樹氷帯を抜けブナ林に入り、風を遮られる場所で昼食をとり帰路につきました。
城ヶ倉パーキングでの反省会では低体温症についてが話題となり、今日のように気温が低く風が強い時は、体の熱を逃がさないようにジャケット、フード等で防風・防寒対策、疲労しないようなペースで歩く、行動食や水分を積極的にとるなど低体温症対策について意見が出されました。
今日は、あらためて八甲田の冬山登山の厳しさを体感できた一日でした。
皆様、大変お疲れ様でした。