定例 雛岳      2020年6月14日                                T.FUKUI撮影
















定例山行報告                    2020年6月27日(提出者 Y.TANAKA)

山 名  雛岳

ルート  登山口⇔山頂

山行期間 2020年6月14(日)

参加者 

(CL)S.NARITA (SL)N.YOKOTA (SL)M.NARITA (SL)J.HIRABAYASHI    他14名 (計18名)

 

コースタイム

 集合 合浦公園正面駐車場8:00 or 箒場岱公営駐車場9:00

 箒場岱公営駐車場発8:50→登山口出発9:00→10:15小岳分岐10:30→

11:30山頂→(昼食)→山頂出発12:10→13:05小岳分岐13:15→

(救急搬送・ココヘリ学習)箒場岱公営駐車場14:40(解散)

 

山行記録

コロナ渦の影響により山行計画も中止となったり、取り扱いも変更された。今回の山行も当初は登山教室の実技として組まれていたが中止となり、会員の定例山行に変更された。集合は現地集合が基本となり、交通手段のない会員は指定された場所から密にならないよう手配された車に分乗し集合した。

CLから登山教室の流れとして基本をおさえながら登るという説明があり、家族には事前に登る山、帰宅時間を必ず知らせること、地図、コンパスの使い方を確認しながら登る、下山時は救急搬送、ココヘリの使い方を学習するとの説明があった。久しぶりにCLの掛け声のもと準備体操もする。

ブナの緑も濃くなり山はすっかり初夏の装いとなっていた。春ゼミが賑やかに合唱する中を心地よく登る。久しぶりに山に登るという人もいれば、前日のEMCのタケノコ狙いの登山と2日連チャンで参加した人も半数以上いた。小岳分岐のやや手前で事故が発生!足をかけた木の根っこが腐っていたらしく、折れて笹薮に転落し2〜3回回転して止まった。怪我もなく自力で登山道まで登ってきたので皆ほっとした。用心!用心!

標柱NO6の小岳分岐で15分休憩。ここからが本格的な登りになる。1時間ばかりの我慢と思いながら、勾配のきつい道を登る。所々で展望が開けて心地よい風に癒されながら登る。汗ダクダクで着いた山頂からは高田大岳がドーンと姿を現した。高田大岳の雄姿を見たとたんこれまでの疲れが一気に吹っ飛んだ。八甲田の峰々を眺めながらの昼食、素晴らしい景色に休憩を10分延長して楽しんだ。

下山は段差の大きい道を慎重に下る。小岳分岐で小休止し、およそ平たんになったブナ林で救急搬送、ココヘリの学習をする。救急搬送は、登りで滑落したM氏に怪我人になってもらう。足をねん挫したという想定で、足首をテーピングし固定するやり方、ネットにロープをつけて搬送した。77kの体重を7人で100mほど歩き、また引き返してきた時にはみんなフーフー言っていた。搬送されたM氏に感想をきいたところ「今日は突然の滑落で皆さんに心配をかけてしまった。幸い怪我はなかったが、このように搬送されることのないように日頃精進しなければと思った。寝心地はとても良かった(笑い)」との事。ココヘリは親機をCLがもち子機をSLのY氏が持ち5分程下ったところで雲隠れ。親機で捜索したが10分位で探し当てるというすぐれものだった。