県連夏季遭対講習会            2021年5月30日            Y.NARA撮影
















夏季遭難対策講習会    (提出者 Y.NARA)

実施日  2021530() 9:0011:30 (悪天のため午後の実技は中止)

場所   萱野高原(田代平駐車場の予定を悪天のため変更、茶屋の一角をお借りした)

講師   清野嘉樹青森県勤労者山岳連盟会長

参加者  青森労山 5   弘前労山 9名   FHC1      計15名 

 

○コロナ感染予防のための山行時の注意

 マスクをつけて歩くのが苦しい時は、フェイスシールドを着用、前後左右距離をとって歩く。

○緊急時対策用品

 生き物

  熊:撃退スプレー(カプサイシン入り)使い勝手が悪い、有効期限がある。

  虫:スズメバチ用にハチノック(スプレー)

 ポイズンリムーバー(毒の吸出し)、刺された時のヒスタミン剤(フルコート等)

 ケガ

 穴(一か所)あきキャップのペットボトル:水を入れて傷口を洗う。

 三角巾:怪我した腕をつる(風呂敷で代用も)。肩を覆うようにするのがポイント。

 ギブスクン:空気を入れて膨らませ、骨折箇所を固定。

 テーピングテープ():捻挫した足首の固定


 *ケガの血止めは布をあてて圧迫が基本、縛るのは良くない。上記のギブスクンを上にかぶせるのも有効。

 ホイッスル:居場所を知らせ、助けを求める。

 ヘッドランプ:点滅(一秒に一回)SOSの知らせ

 浄水器:バクテリア・微生物の除去。適した水がない場合、飲用の他に傷口を洗うのにも活用。

*緊急時に使用するものはすぐ出せる所に入れておく。(ザックの雨蓋ポケット等)

*緊急時対策の基本は出来ないことはしない、無理はしない。それ以上事態が悪くなるようなことはしない。