高田大岳(訓練)        2022年7月3日(訓練)          E.ICHINOHE撮影
















訓練「高田大岳・大岳」              2022年7月5日提出         (提出者: M.TOYOSHIMA)

山 名:高田大岳(1552m)・大岳(1585m)

目 的:燧ヶ岳登山に向けてのトレーニング

日 付:2022年7月3日(日) 快晴

参加者: CL N.YOKOTA  SL K.TAKEI   他18名    (計20名)

予定ルート:横内駐車場⇒酸ヶ湯駐車場⇒谷地温泉登山口→高田大岳→小岳→仙人岱→

大岳→上毛無岱→酸ヶ湯温泉⇒横内駐車場

コースタイム:横内駐車場6;15⇒(酸ヶ湯経由)⇒7:15谷地温泉

        谷地温泉登山口7:3012:00高田大岳(昼食)12:4014:00小岳→仙人岱→

    16:10酸ヶ湯温泉登山口⇒谷地温泉⇒横内駐車場

距離:8.1キロ / 上り:984m / 下り:866m

山行記録

 横内駐車場を車5台で出発し、酸ヶ湯駐車場で八戸方面からの参加者2名をピックアップし、谷地温泉に参加者全員集合。集中的に続いた雨もカラット晴れ上がり、気温はちょっと高め。

本日の山行目的は、7月末の燧ヶ岳登山に向けたトレーニング山行であるものの、高田大岳山頂の祠、八甲田山神社再建のための荷揚げという重大な任務を兼ねていた。祠の建材とコンクリートの元となる粉の入った袋を、参加者それぞれで持ち、頂上まで運ぶ。出発前に神社の再建者である廣田神社の宮司さん、宮大工さんから一言いただき、元気に登山口を出発。

山道は、標高と共に傾斜がきつくなり、気温も上昇(この日、下界は33度であったらしい)。吹き出す汗はいつもよりだいぶ多く、心臓の鼓動もいつもより早い。休憩を多めにとりながら、一歩一歩進む。振り返ると、南八甲田、南部方面、岩手県の山まではっきり見える。途中、ギンリョウソウ、マイヅルソウ、ツマトリソウ、シャクナゲの花も見られ、ハプニングはあったものの、何とか無事登頂。宮大工さんは、作業のためにここまで何日も登ってくるんだと思うと、神社の完成が楽しみになる。8月11日に完成予定ということなので、また登る楽しみができた。

高田大岳山頂から見える大岳、小岳、井戸、赤倉の山並みは壮観。青森市内も見える。

予定より時間がかかったため、大岳周回はまた別の機会にとのCLの判断で、昼食後小岳を目指す。小岳までの下りはこれまた急な斜面をつんのめるようにして気を付けて下る。途中刈払い作業をして下さる方々がいらして、感謝・感謝である。高田大岳を降りた湿原は、いろんな花がたくさん咲いていた。今降りて来たイケメンな高田大岳を眺めながらしばし休憩し、小岳に向かう。小岳までの道も花盛り。仙人岱の冷たい水で喉を潤し生き返る心地。仙人岱も花で一杯。今年の春は東岳や高森山で花を楽しむ登山を知ったので、少しずつ花の名前を覚えていきたいなあと思っている。

ゴールの酸ヶ湯駐車場では、廣田神社の宮司さんが冷たい飲み物を用意し、私たちの到着を待っていてくれた。今日もいろんなことを学ぶことのできた山行だった。(夏場の登山は、水分と塩分、エネルギー補給をしっかりと!)