白地山(定例)          2022年10月16日(日)             M.MATSUSHITA撮影















定例「白地山」                            2022年10月18日提出 (提出者:M.TOYOSHIMA)

山 名:白地山(しろじやま)1034.1m

目 的:白地山湿原草紅葉と眼下十和田湖を覗く

日 付:2022年10月16日(日) 

参加者:CL T.FUKUI、SL E.ICHINOHE、SL N.YOKOTA     他17名   (計20名)

ルート:鉛山園地・鉛山峠登山口鉛山峠ミソナゲ峠→白地山湿原→頂上  (往復)  

コースタイム:合浦公園駐車場5:30→青森中央IC→小坂IC→道の駅七滝→鉛山園地・鉛山峠登山口7:50→鉛山峠8:05→

白雲亭展望所8:40→ミソナゲ峠9:40→
997展望所・大川岱分岐10:50→白地山湿原・長引分岐11:13→碇ヶ関分岐→

山頂11:25(昼食12:10)→白地山湿原→997展望所・大川岱分岐→ミソナゲ峠13:30→白雲亭展望所14:30→

鉛山園地・鉛山峠登山口15:10→解散式→
道の駅七滝→小坂IC→青森中央IC→合浦公園駐車場17:30

山行記録

黄色く色づく広葉樹の林の中、木段を登った後、両脇のササがしっかり刈払いされた緩やかなアップダウンの木道が続く。木道は苔で滑りやすいので転ばぬよう注意しながら歩く。しばらく歩くと右手に色とりどりのブロッコリーを敷き詰めたような斜面の紅葉と十和田湖の湖面が見えてきた。「もうちょっと行くもっとよく見えるよ。」の声を耳に歩を進め、「白雲亭展望所」の東屋に到着。雲や周囲の山並みが映る青く光るおだやかな湖面を堪能(こういう現象を「リフレクション」と言うらしい)。キレイだ。いつか行ってみたいと思っている「ウユニ塩湖」を思い出す。

「白雲亭休憩所」の標識は、熊の攻撃か端の方が壊れている。(「白雲亭」って何だったんだろう?と疑問は残る。)

 小さな沢を渡り急斜面に注意しながら登り、ミソナゲ峠に到着。遠くに見える山並みも素晴らしい。右手には来週登る戸来岳を始めとした十和田三山、左手には南八甲田の山並み。南八甲田の奥の方に、三角の山の頂がうっすら見える。YAMAGAMIさんがアプリで調べてくれた。八甲田大岳だ。「いつも大岳の山頂から見る景色を、裏側から見てるのよね~」とまた、感動。

1時間ほどで997展望所まで来た。ここで、十和田湖とはお別れ、白地山湿原に入る。湿原は、木道が整備されており歩きやすい。草紅葉は終わっていたが、ところどころに低木の紅葉が見える。木道に沿って並んで設置されている木の上に赤い花をつけた苔が沢山見られ、思わずみんなでシャッターを切る。花の咲く季節もきっと楽しいだろうなあ。

 頂上が見えてきた。頂上はさほど広くはないが、休憩のためのベンチが5~6個設置されており、登山者に優しい。頂上は360度のパノラマだ。西の方向に雲をまとった岩木山が、南の方向には岩手山・姫神山を始めとした岩手の山や秋田の山もうっすら見える。

 暖かい日差しの中、のんびりランチタイムを過ごし、来た道を下山。紅葉や十和田湖の湖面の表情は、午後の光の加減でまた変化しており、二倍楽しめる。標高差620mほどだが14キロ弱のロングコースを無事下山した。違う季節も登ってみたいなあと感じさせる静かで穏やかな山だった。