名久井岳(定例)     2022年12月11日(日)      H.SHIBUKAWA撮影
















定例「名久井岳」                                   20231212日(提出者 M.MIKAMI)

山名 名久井岳(615m、南部町)

山行目的 初冬の「南部小富士」名久井岳へ

山行日 令和41211日(日)

ルート 法光寺駐車場(245m)⇔名久井岳山頂(615m)

参加者(25名) CL:M.MATSUSHITA SL:N.YOKOTA  Ⅰ班SL:C.KUBO Ⅱ班SL:H.MURAKAMI   他21名   (計25名)

コースタイム

  合浦公園駐車場6:35発(マイクロバス)⇒みちのく道⇒法光寺駐車場8:40

  登山開始9:05→かもしか遊歩道→休憩9:409:50→長谷林道分岐10:03→かもしかライン10:20→子持石→休憩10:3510:40→山頂11:00→避難小屋(昼食休憩)11:3012:20→樹海ライン(車道)→法光寺駐車場13:25(解散式)出発14:00⇒十和田かだぁ~れ(休憩、買い物)⇒合浦公園駐車場16:30



山行記

12月初日、1日で真っ白になった青森市内。10日後の名久井岳の山行が気がかりになっていた矢先にリーダーからアイゼン等の準備の連絡を受ける。雪山の経験が殆ど無い私は申し込んだ事を少し後悔。しかし今回は記録係をキャンセルするわけには行かない。

そんな気持ちでスタートしたが、法光寺登山口に到着すると、予想より暖かく少し気持ちが上昇する。少し寒いくらいが良いと言う先輩の声を聴きウエアを一枚脱いでスタートする。杉や赤松に囲まれた登山道、頭を上げると挫けそうになる階段、最初は松の葉で柔らかかった道も次第に雪交じりとなり慎重になる。身体は汗ばみアウターもザックに仕舞う。天候に恵まれた事に感謝。

長谷林道分岐を当初の予定通りに、かもしかラインへ向かう。時折日も差して、ゆったりした気分で林道を歩く。道を横切るウサギの足跡を発見!かもしかライン入口、ここからが本格的との事。斜面に沿った細い雪道を滑らないように皆黙々と登る。標高を上げ稜線に出る。木の枝に降り積もった雪が目立つようになり、山麓に見渡す平野はさくらんぼ畑なのか?冬山ならではの景色と空気を満喫する。

頂上間際、少し凍ってきた急登を、間隔を取りながらゆっくり進む。
 最後の段差を一歩踏むと、いきなり見覚えのある頂上が目の前に飛び込んできた。
 緊張が一気に解け、皆、笑顔がこぼれる。

標高615m、決して高くはないが360度の展望。山頂に雲はかかっていたが、八甲田連峰、八幡岳、階上岳、久慈平岳が望めた。楽しい気分で記念撮影をし、一等三角点を確認して避難小屋へと向かう。このわずかな下りに難儀しながら到着する。初めて入ったが造りもしっかりしていて、大人数が座れる椅子、沢山の薪も綺麗に整頓されていて、地元の人に大切にされている山であることを改めて感じる。先に着いていたNARAさんが、あっという間に小屋を暖かくしてくれて、懐かしい匂いがする薪ストーブを囲んで楽しく昼食休憩を取る。

昼食後はアイゼンを装着し、予定より10分早く下山を開始する。アイゼンの威力は凄い!全く滑らない。これ程下りの恐怖心が軽減されるなら夏山でも付けたい位だ。急な鎖場を過ぎるとあとは通行止めの車道を下りるだけ。皆、横一列に幅をきかせておしゃべりをしながら法光寺駐車場へ到着する。

リーダー、両班のサブリーダー、一般参加のK氏から感想を頂き解散式を終える。そのあと、十和田の「かだぁ~れ」にて沢山の産直野菜等を買い、帰路に着いた。