櫛ヶ峰(中級実技) 2025年7月6日 K.SUGIHARA撮影

































提出日2025717日(提出者:T.ITOU

中級講座【櫛ケ峰】

日時:202576日(日曜日) 天候:くもり⇒雨

山名:南八甲田 櫛ケ峰(1516m)

目的:耐久力養成

参加者:K.TSUSHIMA(CL)、N.YOKOTAN.NARITA(SL)、他10名、計13名

コースタイム:酸ヶ湯公営駐車場530集合(乗合せ)⇒猿倉温泉610(スタート)⇒矢櫃橋800⇒松次郎清水910(下山)⇒猿倉温泉 1210(解散)

山行記録(距離:11.5km、標高差:393m)

 酸ヶ湯公営駐車場に集合し3台に乗合せで登山口の猿倉温泉に向かう。天候は曇りの予報であったが晴れ間も見え、今日は期待できるかも・・・コースは旧道コース、スタートし間もなくクマに仕業であろう案内標識が無残な姿で横たわっている。
 雪解けも終わり水量の少なくなった沢を歩く緩勾配だが、NSL先頭で「疲れにくい歩き方」で進む(56メッツだろうか)。樹林帯のトンネルは気持ちが良い、森の外は晴れて暑そうだ。進むにつれて雪解け水で表土が洗われ大小の石がかなり露出し歩きにくい足元注意で進む。足元に気を取られ時々「イタ」の声が響く、頭上も注意だ。しばらく進むと右手に人工的に積まれた石垣が続く、これは昭和9年(1934年)から凶作の救農土木工事として作られた道の跡とのこと。(YSL談)
 スタートから1時間(700)1回目の休憩。またしても標識が無残。沢歩き・藪漕ぎが続く、しかも虫が増え顔の周りで飛び回り邪魔くさい、ネットが必要と感じる。
 道中 前方の女子トークが止まらない(よくそんなにネタが有るなと感心した)

 道端には どうだん〇〇、○○いちご、さんかよ、スミレ、他数種ひっそりと咲いていた。
ん~名前が分からない (山野草覚えなければ)
 矢櫃萢立ち寄り(745)、スタートから2時間(800)矢櫃橋で2回目の休憩。
ヘアピンカーブに差し掛かる(835
 松次郎清水に着いたころには雨も強くなり、合羽、ザックカバーを着けるが、この先
頂上に向うにつれ天候は悪化すると判断し無念の撤退となり下山(残念)おのおの清水を汲み持ち帰る。飲んでみるとすごく滑らかで体に浸透する感じだ。(うまい)
 今回の山行に参加し感じたことは、登山道が複合的な状態だったこと。
沢歩き・藪漕ぎ・雨により足元の滑りやすさ・大小の石の上を歩く。このような状況は初めてであったが、石の上を歩くため何処に次の一歩を運ぶか先を考えながら進むことが意外に楽しかった。新たな発見である。状況を判断し、進むだけではなく撤退することも大事だと感じた。全員が無事下山出来たことに感謝です。