岩落山・久渡寺 573m

2011年 1月 1日 カモシカの道 CL  T.SAITO

コースタイム  久渡寺駐車場 出発 12:50 → 石の階段 → 久渡寺 13:06 →

久渡寺山、岩落山分岐 13:52 → 尾根 14:17 → 行動中止 14:30 

下山開始 14:38 → 久渡寺山、岩落山分岐 14:47 → 久渡寺 15:00 →

駐車場 15:20 

山行記録  元旦 天候良し。予定より1時間以上出発が遅れる。また、次々とガソリンスタンドが閉店しているので、また遅れる。弘前市内は予想以上に積雪があるので心配である。今日は初詣を兼ねての登山である。駐車場到着するが、車が一台もいない状態だ!。これはこれは、まいったな!。ビジターセンター経由の最短コースを歩もうとするが、新雪にて踏み跡もない。長い石段には、わずかだが足跡があるので、それを利用することに決める。最上段の社にて拝み、登山を開始する。踏み跡の上に新雪が積もっている状態だ。10mほど歩いたが、スパッツの上まで雪に潜るのでカンジキを装着をする。

 あそびの森へ向かい順調に進むが、杉の木の枝に積もった雪が落下し体をかすめる。ドドドという音が時おり、山中に響いている。新雪が枝に積もり垂れ下がっている景色は、幽霊の手がだら〜んとしているのと似ている。360度、不気味な雰囲気である。あそびの森を過ぎて、久渡寺山・岩落山分岐の所で素早く昼食をする。先行者がいないために、自分で籔を漕がなければならないのが予定外だった。また、行動時間も1時間以上も要した。少し左ひざの両側の筋に痛みも出てきたので、ペースダウンをしたのもある。まっすぐの、久度寺山方面には人跡の上に新雪が覆っているが、右の岩落山方面には過去に人が入った痕跡すら見えない。一歩踏み出すが、スパッツが隠れてしまうくらい雪に埋もれる。一度林道に出て、またすぐに山に取り付く。超急斜面!。二歩登って、一歩ずり落ちながらの登り。少し緩やかになり、ここからは九十九折り登り。細い倒木を避けるために歩道跡を外れると、腰まで雪に埋まり雪だるま状態だ。楢ノ木の混生林のため、木の枝には雪が積もっておらず雪爆弾の恐怖はない。尾根に取り付くと、雪面には左右に蛇行して登っている道跡と、まっすぐに尾根を登っているような道跡が確認できる。青い目印テープがあり、蛇行しているのが夏道であるのが確認できる。また、ここでまっすぐに下っているようにも見えるので、下降地点に自分の目印テープを取り付ける。おそらく、積雪期に久渡寺山から周回をして下るときに、直進してしまう可能性が大きい。
尾根の登りにかかるが、積雪は多くなり膝上にも達していた。直等はかなり大量を使うので、夏道に従い蛇行をして登る。しかし、思った以上に高度を稼げないので、14時30分行動を中止する。岩落山の山頂は見えてはいないが。もう一回昼食タイムを取り下山をすることと。(※山頂より40m下の地点まで。)
登りはかなり苦労したが、下りはあっけないくらいに着いてしまった。