個人・丸山

2011年 4月 29日  CL  T.SAITO

コースタイム  林道分岐 16;18 → 神社入り口鳥居 16;19 → 山頂 16:30 〜16:33 → 鳥居 16:39


山行記録  青森市の諏訪ノ沢と築木館の間に無名のピークあり。住宅地図には丸山との表記あり。南東には高山という名の山がある。この日は神堤山の登山口探しと、楢ノ木森山への大辺田貝沢沿いの林道奥からのアプローチルートを少し探しに行った帰り道に寄ってみた。

 諏訪ノ沢の先青森自動車道高架橋の手前に、バス停「いちい荘前」より右側の舗装道路を進む。すぐに左折をし、高速道路の下をくぐる。すぐに左側に斜めに入る林道がある。もし、行きすぎると左手に福祉施設への入口があるので、戻りましょう。林道を入ってすぐ左側に鳥居があり「南無帝釈天王鎮座」の石柱がある。小さな社殿があり、奥には祠がある。そこから左側に注意しなければわからない道の痕跡が存在する。少しジグザグに登るとかすかな登山道らしくなってくる。登るにつれて岩が表面に露出してくる。雪が溶けてしまい新緑になる手前なので見通しはすこぶる良し。やがて山頂手前に岩のくぼみがある。手前右側の岩の上には獅子頭の首が置かれている。奥の石の表面には「三日月」が彫られている。おそらくは、月日山と同じ「日月信仰」と予想される。すぐ上は山頂である。小さな祠が置かれていて、信者一同と書かれた奉納の布が掛けられていた。山頂部分は小さな樹林帯で意外にも広くなっていた。恒例の三角点探しを始めたが確認できなかった。山頂からは東岳などが眺められるが、もう少し時期が経過をすれば、木々の枝に葉が生い茂り見通しがきかなくなる。

※神社入り口には駐車スペースはない。林道分岐手前の道路に駐車帯みたいに広くなっている場所がある。