定例女神山山行報告                                                      記録 M.MINAMI

山 名   女神山955.8m(東北100名山) 岩手県西和賀町 ルート:白糸の滝P〜尾根コース〜女神山山頂〜県境コース〜白糸の滝P     周回コース

山行期間:2012年826日(日)     天気  晴れ(沢内標高250m 14時現在26.3℃)

参加者名:CL  Y.NARA  他会員15名    一般参加者4名  (計20名)     

コースタイム

0507青森IC0645岩手山SAトイレ→0825沢内スノーステーション脇トイレ→0912林道P・・・0920下前風景林案内板0926・・・0946女神山登山道入口・・・ブナ見平分岐・・・1132山頂1207.・・・1220ブナ見平分岐・・・1313ブナ見平・・・1347女神霊泉・・・1350渡渉・・・1409下前風景林案内板・・・1417林道P→ほっとゆだトイレ→湯田IC→岩手山SAトイレ →1830青森IC

山行記録

今回は狭い林道のため小型バス 参加者先着20名(5名程参加できず) 単独乗務員勤務時間制限19時青森IC必着の条件付山行。5:07間もなく日が出る薄曇りの青森IC出発。車中CLから 旧沢内村「全国最悪」から「全国一」の新聞切抜きが配られた。半世紀前の豪雪・多病多死・貧困脱却のリーダーまさに老人医療無料診察発祥の礎となった深澤村長記念館への案内を見 道路を覆うシェルターをくぐり 相沢林道6kmは未舗装狭く山側崩落危険もありそうをバスは慎重に進む。車窓からのオトコエシ・ヒヨドリバナ・リョウブ・ヌルデのそれぞれの白さが目立つ。道路脇谷側に三滝不動明神の鳥居見え 沢コースの入り口のようだ。白糸の滝P手前でバス駐車。すっかり晴れあがり処暑も過ぎたのに暑く 身支度整え 下前風景林案内板・登山ポストある白糸の滝PからCL先頭に夏草繁茂 されど木漏れ日の整備された階段下る。ソバナ咲く。間もなく行くとぽっかり空いた木の間から白糸の滝が見下ろせた。滝へは下りず 程なく女神山登山道入口 ここから尾根へジグザグ急坂が始まる。CL「ゆっくり行きます!」太く無く白い幹のブナ林が明るい雰囲気。01年廃校になった左草小学校下前分校児童が書いた墨字が薄くなったいろはカルタに励まされ。その子らも大人になっているな。時々は登って欲しいな。距離450m標高差200m位だったろうか?無風で汗が流れ落ちる。展望も無い。咲く花も殆ど無く それでも植物詳しい人達には花後のランが何ヶ所かで目に入り、クモキリソウかジガバチソウか?急坂で追い越して行った若い男性グループが下って来た。「もう少しですョ!」と。三等三角点の山頂へ着き CLVサイン。大きなオニヤンマ・アゲハが飛び回る。向には真昼岳がどっしりと見える。女神山この美しい名に伝説でもと期待したが。「真昼岳は信仰の山 女人禁制で男神山とも呼ばれて それに対する山から女神山と呼ばれた。」の役場の人の話にはかなりガッカリ。山頂は我々だけ ノンアルビールで乾杯!組も。おかず・フルーツが回ってくる美味し嬉し楽しのいつものランチタイム。下りは県境コースへ。ここも展望は無く足に優しい道続くが暑い。ブナにかこまれ開けたところはブナ見平でシャクジョウソウ咲き ここらゆっくりしたい所でチョッと休憩。30分位歩くと本日唯一滝の近くに着き 岩手の名水20に選ばれた女神霊泉。渡渉。トリカブトの青色が一瞬爽やかにしてくれた。女神山登山道入口に合流し往路歩きバスが待つPへ。大汗かいた耐暑訓練が終了。ほっとゆだでトイレ休憩。この暑さに牛乳売り切れ。湯田ICから高速道路を走り18:30青森IC 着。解散。添乗員からの最後の挨拶「観光目的の人は 多くの案内を希望し 最後は疲れたの一言、今日の皆さんは 山に登る目的一つで大きな満足。それにトイレ場所まで下調べしているCL Y.NARAさんの準備万端の計画は素晴らしい!」と。全員同感し大感謝でした。