定例山行報告                            201210月5日提出  (提出者 Y.TANAKA)

山 名 赤倉岳(南八甲田)調査登山     

山行期間  2012930日(日)        ルート:仙人橋〜赤沼〜赤倉岳ピストン

参加者名  CL S.NARITA  他会員19名  一般参加者8名     (計28名)

コースタイム

横内P7:00−7:55仙人橋8:10−8:50赤沼9:00−12:35赤倉岳山頂・昼食13:15−15:45赤沼―仙人橋16:30

山行記録

南八甲田・赤倉岳の登山道の調査を目的に、雨の中横内Pに集合。リーダーは全員集合したのを確認して、待ったなしで車5台に分乗して出発。雨にもかかわらず、今回も参加者は28名と盛況である。途中八甲田山の紅葉はまだまだの感じであった。

仙人橋のふもとには車が10台くらいは駐車できるスペースがあった。それぞれ身支度をして8:10に、SL・NARAを先頭に登山を開始した。仙人橋を渡ってすぐ右側に登山口の標識がある。事前の情報どおり、結束された笹はきれいに刈り払ってありきちんとした登山道になっていて登りやすい。その上朝もやのブナ林はとても幻想的である。雨でも登るのか〜とテンションがさがっていたが、雨でなければ見られない景色があり、一気にテンションがあがる。赤沼までは40分くらいで着いた。ここからは赤倉岳が正面に見えると本に書いていたが、残念ながらガスで何も見えなかった。10分ほど休憩してさらに登る。赤沼からの登山道もきれいに笹が刈り払ってあるのでとても登りやすい。途中からは雨も上がり、時々後ろから薄日が差し込む時もあった。途中湿地帯に出るあたりでがけ崩れがあり登山道がわかりにくい箇所があったが、会員が協力して道を探し当てた。赤沼ビューポイントには11:30についた。CLからここからの登りがきつくなるので気合を入れて登るようにとのこと。笹が刈り払ってあるのでどうにか登れるが、これが藪だったらと思うと刈り払いをしてくれた人に感謝である。山頂に着いたのが12:35。山頂は全く展望がきかず、山頂標柱も半分くらい朽ち果てていた。山頂は10人も立てばいっぱいになるような狭さだったので、引き返してそれぞれが登山道で昼食をとることになった。赤倉岳の山頂は尾根に取り付いてから山頂に着くまでが妙に長く疲れた。28名もの隊列だと登るのも時間がかかる。

帰りは来た道を引き返す。雨も上がり、櫛が峰や猿倉岳が目の前に見えた。帰りもガスの中のブナ林の景色を楽しみながら下山した。赤沼で集合写真を撮り、時間も押していたのでそのまま下山。樹林帯はだんだん薄暗くなり、仙人橋に着いたのが16:30でぎりぎりの時間だったかもしれない。

現地集合の人もいたので、仙人橋で解散式を行った。CLからは怪我もなく全員が山頂まで登ることが出来全員がよく頑張ったとの締めくくりの言葉があった。