訓練山行報告書 2012年10月9日提出 (提出者 S.TANAKA)
山名 乳頭山1478m ルート白沼コース
山行期間:2012年10月07日(日) 天気 晴れ
参加者名: CL K.KUDOU 他20名 (計21名)
コースタイム
05:05青森インター06:42岩手山SA→7:50〜8:10滝の上温泉登山口→9:27〜9:37白沼→10:05〜10:10湿原→10:55〜11:00小乳頭→11:27〜11:37乳頭山頂→11:47黒湯分岐→12:05〜12:30田代平山荘(昼食)→12:35孫六湯分岐→13:50孫六温泉→14:00〜14:15大釜温泉駐車場 →16:16鹿野八幡平(高速)→4:20〜4:35花輪SA→17:32青森インター着
山行記録
日の出前の青森ICを5:05分大型バスで出発。CLよりコース説明と、SL3名の紹介があり、車内のライトを落し、岩手山SAでトイレ休憩。盛岡ICで下車し国道46号に入る。左に雫石スキー場。葛根田川沿いに、玄武温泉、渓谷が9キロ位続く。あっちこっちに水蒸気がたちあがって雄大な風景だ。渓谷は水量が少なく紅葉はまだ早いが、玄武洞は圧巻だ。滝の上登山口近くには、広い駐車場ときれいなトイレがある。各々山筋ゴーゴー体操と身支度をし、8:10登山口の案内板の前からSL先頭に、ゆっくりペースで草の露も無く、ズボンの濡れ気にせず、道幅もほどほどに整備されていて、緩やかな斜面だけど歩き易い。ツクバネソウ。ショウジョウバカマ。ミネウスユキソウ。ツバメオモト。ツリバナ。色鮮やかなアザミが映える。8:41衣類調節、水分補給で休憩。ブナ林の美形が続く。9:27天然記念物モリアオガエルの繁殖地になっている白沼。沼の真ん中辺りに、水草が生えて水深は浅そうだ。2回目の休憩をとりCLより段々急斜面だよと声がかかる。登山道は樹林帯を抜けると、ガレ場の急斜面になる。振り返ると、田沢湖。三ツ石山が見えた。ツリバナ。季節はずれのイワカガミが一輪咲いていた。10:05湿原。景色が一転し、木道が延び、潅木に押されつつも、くさ紅葉がきれい。正面になだらかな尾根が見える。乳頭山はあの尾根の向こうだと、後続の声が聞こえた。森林限界線を越えると、見慣れない裏側の岩手山が見えた。先行の列も見える。リンドウ。大文字草。ゴゼンタチバナ。なだらかな稜線の先に、山頂がツンと突き出した乳頭山が。登山者も見える。10:55小乳頭。360度錦秋。チシマザサの緑が紅葉を、一段と引き立たせてる。ガンコウランの実が熟し食べごろでした。山頂直下の急斜面を登り、11:27山頂。風もなく、展望はすばらしい。記念写真。絶好の山日よりでした。11:37下山。南側はロープが張られ急な崖になっている。11:47黒湯分岐。右折し田代平山荘を目指す。木道を下る。オオシラビソが目立つ12:05〜12:30避難小屋の田代平山荘に着く。2階建ての小屋がある。すぐ前の、池とうの木道で秋一色の乳頭山を堪能しながら昼食。湿原にワレモコウが映える。小屋の前の木道を、孫六湯への分岐で左折、樹林帯林に入る。粘土質だったり、木の階段や、段差のある尾根道を下る。13:50孫六温泉着。下界は紅葉まだ早い。砂利道から舗装道路を通り14:00〜14:15大釜温泉。ホテルのトイレを借り田沢湖温泉郷。玉川温泉を通り鹿角八幡平から高速に乗り、花輪インターで休憩し、17:32青森インターで解散。1足早い紅葉を堪能しました。