訓練・仙人岱

201112 17 日   CL  Y.HANADA 他17名   記録 J.HIRABAYASHI

コースタイム
横内P 7:30 ⇒ 萱の茶屋(トイレタイム) 7:54 ⇒ 酸ヶ湯公共駐車場(除雪待ち)  8:23 〜

9:03 → 登山口(鳥居)  9:10 → 昼食(引返し1040m地点) 12:10 〜 12:42 →

酸ヶ湯公共駐車場 13:14 ⇒ 萱の茶屋(トイレタイム)13:50 ⇒ 労山事務所14:40

山行記録

7時30分、横内の駐車場を出発。酸ヶ湯の駐車場に着くが除雪中のため、車中で待機。

冬の八甲田、酸ヶ湯からの初登山。不安と緊張でどきどきのスタート。小雪の中を9時10分駐車場を歩き出す。雪に埋まって小さくなっている鳥居を左に見て登り始める。歩き始めからヒザ上、もも位の積雪で、より不安が募るが進むのみ。番号板を探しながら、交代でラッセルをしながら進むも、20位の歩みで息があがってしまい、体が温まる間もなく待ち時間で体が冷えて、不安がマックスに!

しかしながらも、待ち時間のおかげで、山の中の県立美術館を鑑賞。白い世界の中に、その時だけのオブジェがたくさん見られた。木の幹に、魚の背びれのようについた雪。倒れかけの木の上に雪が積もった雪のトンネル。樹氷になりかけのトド松の木の下の個室。ストックで空けた穴の雪の青さ。待機中に一人だけ体が沈み込んでしまった、体験型のオブジェを経験できた方も。

12時40分、番号板36番、1040m地点で昼食。気温マイナス10℃の中は、おにぎりについた雪の結晶のトッピングをしばらく眺めることができること。ステンレスボトルの外側が白く凍っていくことに驚き、楽しんだ。

12時40分下山スタート。帰路は行きとは対照的に早いこと、早いこと。13時15分駐車場着。

訓練の山行。いろいろな意味で訓練できた有意義な一日となった。

運動量のないマイナス10℃の精神状態。「八甲田山」の小説の中で裸で雪の中に飛び込む気持ちが少し理解できたような?