訓練山行報告(日帰り組)

  20121217日提出 (提出者 S.OOSATO)

山名 八甲田山                         ルート 酸ヶ濡~仙人岱往復

山行期間 20121215日(土)

参加者名

 (泊り組)CL Y.HANADA  他3名 (計4名)

 (日帰り組)CL H.NAKAMURA   他8名  (計9名)  合計13名

コースタイム

横内730一雲谷ゲート→酸ケ湯原810→登山開始835→地獄沢→仙人岱ヒュッテ着11 : 45 -下山開始1 2 : 50→地獄沢→酸ケ湯1407‐酸ケ湯出発1420-横内1447、解散1452

 山行記録

 横内を泊り組4名、日帰り組9名の合計13名が3台の車に分乗し定刻に出発、労山今年最後の山行です。里からは八甲田の山容はガスの中で何も見えない、雲谷ゲートを過ぎ萱野高原でトイレタイム。酸ヶ湯のトイレは冬期間使用禁止の為です。国道103号を進んで行くと八甲田山が少し顔をだして来た。なんだか嬉しくなる。

雪で化粧した美しいブブ林の中を進んでいく。雪の量は平年並とか。

 酸ヶ湯810着。スキー2名、和かん1名、スノーシュー10名、身じたくを整えて835登山開始。入口の鳥居に今日の登山が無事に済みます様、手を台わせる。風もなく余り寒さも感じない。
ブナ、ダテカンバの木に雪がつき花が咲いた様に美しい.冬山はこれだから楽しい。

 皆で代わる代わるうッセルし進んでいく。少し湿り気のある雪は足に重い。

 年に何度となく登っているハ甲田の登山道も雪に隠れてさっぱり見当がつかない。それでも中村リーダーより木に取り恰けてある看板の番号を見落とさすに進めば迷う事がないとの話。沢に気をつけながら、休憩をはさみ登っていく。

 いつの間にか地獄沢。二年前にここを登った時は吹きつける強い風に苦労したが、今日は心配する程でもなかった。
仙人岱のあたりから青森トドマツのモンスターも少しずつ形がついてきている。自然の力はすごい。
仙人岱ヒュッテ1145到着。入口を塞いでいる雪を片付けてから小屋の中へ入る。先客2人。ストープに火も入り、昼食タイム。

 泊り組4名は昼食がすむと、早々に小岳登山へと出発。

 日帰り組は予定の時間も押している事から、リーダーの判断で小岳登頂は断念し1245までゆっくりと昼食。
1 2 : 50下山開始。外はスッポリとガスの中で周りは良く見えない。
地獄沢も無事通過し快適に酸ヶ湯登山口まで下山。スキーで先に下山したNAKAMURA リーダーが下で迎えてくれた。
1405着。帰りは車2台に分乗し横内1447  1452解散。

 心配した天気も荒れる事もなく楽しい登山でした。
ドライバーの役目とCLSLを努めて下さったH.Nさん、S.Nさんおつかれ様でした。

※終わり良ければすぺて度し。今年一年お蔭様でたいへん楽しい山行をさせていただきました。
 皆様に感謝します。


訓練山行報告(泊り組)       201315日提出(提出者 Y.TANAKA)

山名  仙人岱   

ルート:  酸ヶ湯→仙人岱ヒュッテ→子岳   仙人岱ヒュッテ→大岳(中止)

山行期間  20121215日(土)~16日(日)

参加者名(泊り組) CL Y.HANADA  他3名 (計4名) 

コースタイム

(泊り)  1日目   仙人岱ヒュッテ12:30→13:30小岳13:33→14:05仙人岱ヒュッテ

       2日目   仙人岱ヒュッテ8:10→10:05酸ヶ湯登山口

山行記録  

昼食後、泊り組4名は小岳を目指して吹雪の中を出発する(12時30分)。一度休憩した身体は中々スイッチオンにならない。先頭はスキーのY.HANADAリーダー、スキーと同じスピードでS.TANAKAさんが追っかける。後ろの二人は必死でついて行く。樹林帯の中は何の目印もなく、吹雪いて方角もわからない。リーダーはコンパスで方角を何度も確認しながら慎重に登っていく。50分程で森林限界をぬけハイマツ帯に出た。強風でとばされそうになりながら必死で登る。左に回りこみ、10分ほどで小岳に着いた(13時30分)。山頂は吹雪いて立っていられない状況で、急ぎ集合写真を撮り下山した。帰りは早くて35分で小屋に到着した(1405分)。

夕食のメニューはせんべい汁、3時頃から仕込みをして、4時ごろから宴会が始まった。突然リーダーがつった!つった!(山小屋で魚が釣れる?)足がつったと苦しむ。それに引っ張られて、A子、B子も足がつりだすが、お酒はしっかりと離さない。楽しさと苦しさの混じった宴会となった。19時頃就寝。夜半から風が強くなり、明日は大丈夫かなと心配になる。

2日目) 6時起床。

朝、リーダーから今日は悪天候なので大岳登頂は中止するとの指示が出る。朝食後、山小屋を810分に出発した。地獄湯沢あたりは強風、吹雪で視界不良である。吹き溜まりに足をとられヨロヨロしていると、前方が確認できなくなり、振り返ると後ろの人も確認できない場面もあり、緊張しながら下山した。沢から斜面を登り夏道にたどり着いたのが915分。ここで休憩を取り、酸ヶ湯駐車場に到着したのが1005分。

大岳には登れなかったが、1日目に悪天候の中、小岳まで登れたのが幸い、充実感いっぱいでした。
リーダー、サブリーダーに感謝です。ありがとうございました。