個人・長者森山

2011年 4月 3日  CL  T.SAITO

コースタイム   大釈迦 ⇒ 前田野目(五所川原)⇒ 豊成 ⇒ 松野木 ⇒ 墓地入口 14:17→ 山頂 14:30 → 墓地入口 14:42 

山行記録  去年の秋に何を血迷ったか、急登の藪こぎで山頂に立った里山である。山頂には石仏が置かれていて、下からの道も確認された山。同じところを下山をして車で山の周囲を探し求めたが入口が判らなかったのである。

 今日は当初梵珠山に登ろうかと思ったが午後になってしまい、駐車場には帰路に着く数人の登山者が確認するだけであった。諦めて道の駅に向かい、直産品を購入してから長者森山に再挑戦をと変更をする。

 五所川原市内に入り「県道36号、五所川原金木線」を走る。松野木の集落から若山への道を右折する。左手に墓地を見ながら、以前取り付いたところに車を駐車させる。上を眺めると所々に雪が残っているので、ユータンをし墓地の反対側のゴミ集積所の前に車を駐車させる。とりあえず、入口でも探そうかと空身にて民家風の管理棟と墓地の間の農道を進んでみる。間もなく木に「福朗の森」と書かれた標識が張り付いていた。たぶん、梟の意味だろうかと思う。リンゴ畑の道が右と直進があるが右の方はすぐに道は無くなる。諦めて直進の方を見ると人の足跡が残っている。あまり期待をせずに、少し下って行くと石柱があった。左下には水が湧き出ている池があり、正面には「金神塔」と彫られた石柱と一番観音の石仏があった。あらら、、見つけてしまった。車に戻るのも面倒くさいので、このまま空身で登ることにする。

 蛇行して登る道の片隅には、石仏が次々に現れる。倒れているのもあったが。身軽な姿であるので、登る速さは倍以上に早い。観音様の番号も進んで行き20番も後半になると、もう山頂に着いてしまった。木々の隙間からは田圃の中に所々残った残雪がよく見えるだけであった。おそらく、この一帯の集落の霊山なのだろう。

 下山途中で、あの湧水のある池の先にも道の形をした地形が北方に伸びているように見える。山裾の北端にも先ほどの墓地よりも大きな墓地公園があるので、繋がっているのではないかと予想が出来るが。