春山合宿山行報告                                                         (提出者 Y.HANADA)

山  名  鳥海山                                     ルート:鉾立〜御浜小屋、祓川〜七高山

山行期間:2012年4月28日(土) 〜 29日(日)

参加者名:CL  Y.HANADA  H.NAKAMURA(装備)  T.FUKUI(食料)

 

コースタイム 4/28)  535 T.FUKUI宅発 →(東北道・日本海東北道経由) → 946 鉾立

 1013 → 1305 御浜小屋 1331 → 1406 鉾立 1430 →(車移動)→ 

 1600 祓川駐車場≪幕営≫

 (4/29) 430 起床 → 549 幕場発 → 617 トイレ発 → 736 

 七ツ釜避難小屋脇 → 800 H.NAKAMURA引き返す → 951 七高山 1010 → 1032

 七ツ釜避難小屋脇 → 1051 祓川駐車場

 

山行記録 4月28日)

昨夜半雨が降ったのに朝から快晴になる。朝5時少し過ぎH.NAKAMURA氏の車でメンバーを拾って出発する。道中快晴なのに大館付近だけが濃霧になる。日本海東北自動車道はさらに延伸され終点の両前寺ICで降り鉾立に9時46分に着く。御浜小屋を目指し10時13分に出発する。最初夏道沿いに進むとブッシュに阻まれ下がり気味にルートを採らざるを得なくなる。夏道の賽の河原を見下ろす尾根に取り付き吹浦口の方から回り込んで13時05分に御浜小屋に着く。13時31分に御浜小屋から滑り始め鉾立には14時06分に着く。雪面を拾って滑るとどうしても吹浦口の方に降りてしまい道路沿いを少し歩き雪壁の低いところから道路に降りる。鉾立を14時30分に発ち、祓川には16時に着く。駐車場のすぐ後ろの雪の上に6人用エスパースを張り、外にキャンプ用の椅子、テーブルを持ち出して炊事をする。食事当番のT.FUKUIさんが考えたメニューはしゃぶしゃぶでとても山の食事と思えない豊富な材料を用意してある。陽が高いうちはウインドヤッケを着なくても十分に爽快である。

(4月29日)

 昨夜は8時にシュラフに入ったが夜半風が強くテントを鳴らす風の音で寝付かれず。テントの中が明るくなった4時20分に目を覚ます。朝になると風は止んでいて引き続き晴天である。昨夜のしゃぶしゃぶの残りの鍋にうどん玉を入れて朝食にする。昨晩からテントで待機すると言っていたT.FUKUIさんを残して5時49分に発つ。トイレを済ませて6時17分に登高開始する。フラッグの立っている通常のルートより東側の緩やかな斜面には夥しい登山者が取り付いており、我々もこちらのルートを登る。七ツ釜避難小屋の脇に7時36分着。この先の斜面を少し登ったところでH.NAKAMURA氏は体調が悪いので引き返すと言う。少し躊躇ったが8時にH.NAKAMURA氏と別れ私一人山頂を目指すことにする。左脚の踝が靴擦れを起こし痛むのを我慢し途中、スキーアイゼンを装着して登高を続け9時51分に七高山頂上に到着する。風は時折強く吹くが南風で冷たさは感じない。10時10分、滑降開始。上部はシュカブラなのか雪面が波打っており、下るに従い腐った新雪がブレーキになり滑りにくい。10時51分、祓川駐車場に滑り下る。昼食後テントを撤収し予定を一日切り上げて11時58分に帰路につく。鳥海山の山麓では丁度満開になった桜を多く目にする。二ツ井のきみまち坂道の駅で休憩し山行費の精算をする。一人当たり交通費7,000円、食費1,200円である。青森には5時過ぎに着く。