定例山行報告                                                           2012年6月30日提出  (提出者 S.SATOU)

山 名   増川岳 (713.7m)         天候:曇りのち晴れ  気温:朝方18

山行期間:2013616()

参加者名:CL Y.NARA SL T.TUSHIMA SL M.HANADA    他19名    (計22名:男10名、女12名)

コースタイム:フェリー埠頭の駐車場6:30→ みんまややすらぎ公園(トイレ)8i00→登山□8:30

       尾根10i30⇒ 出頂11:15 12:00⇒ 登山□14:10→みんまややすらぎ公園(トイ)14:30

       ⇒ 駐車場15:30

山行記録

 当日の天気は曇りで、フェリー埠頭の駐車揚に予定の22人が前ったので、5台の車に乗車し目的地に向かう。途中みんまややすらぎ公園で小休止し、8時半頃に登山□に到着した。

 増川岳の登り始めの道は、太いヒバの林を抜けて行く。少し進むと山道は幅が狭い急峻な悪路となった。小割した様な石が突き出ていて、かつ雨模様のせいか滑りやす<、歩きにくかった。道の両側には、フキ、シダ類や背の低い笹ダケが出迎えてくれたが、時期のせいか草花の花はほとんど見られなかつた。道は険しいため、「いろは坂」のような九十九折となつていた。両側に生えている樹木により、日もささす、風もないため、汗が吹き出て、しばしば足を休める小体止を4回程取りながら、着実に道を進んだ。樹林からは蝉の鳴き声がうるさいほど聞こえ、時折小鳥の鳴き声も間かれた。

 長く感じられた道は、約2時間かけて尾根にようやく()出たが、曇っていたため周りの景色はよく見えなかつた。そんな中、丈の低い花(つつじ?)が見られ、ウグイスの声が聞こえた。尾根づたいの道は、多少のアップダウンを繰り返し、30分程で紫のシラネアオイが迎えてくれ山頂に到着した。

 山頂は、割と狭く感じられ、以前は木製の小さなほこらがあったと問いたが、今は傍らにその残骸が見られた。全員で記念撮影をし、昼食となつた。山菜取りが好きな人達は、早々に食事を済ませ竹薮に入り太い(?)タケノコを収穫していた。山頂からの景色は、曇りでガスっていため、ほとんど見られなかった。昼食時間は45分程とり、英気を蓄えて下出を開始した。

 下山して間もなく、黒いカラスアゲハ蝶が別れを惜しむかのように、私達を見送つて<れた。下山の時は特に道にある石が滑るのと時々植物が道を覆つて見えないこともあり、慎重に足を進めた。蝉の鳴き声は昼休みのためかほとんど間かれなくなり、下山時の陽気な話し声だけがこだましていた。

 登出□には2時頃到着し、フェリー埠頭の駐車場に無事全員が集合したのを確認して解散会を行った。