訓練山行報告書      2013年 8月 20日 提出(提出者 T.SAITOU)

山名 田茂萢沢 (北八甲田山系) 

山行期間 213年 8月 4()

参加者名 CL H.NAKAMURA SL K.KUDOU   他10名    ( 合計12名 )

コースタイム 横内パーキング 7:00 ⇒ ロープウェイ(出発) 7:45 ⇒ 下湯ダム入渓地点8:20→入渓 8;44 → 二股(寒水分岐)9:34 → 取水口 10:18 → F7 2段5m(昼食)12:31〜12:45 → F:8 2m 13:40 → F9集合写真 15:12 → 左沢合流16:50→ 道路 17;30 (橋)

[山行記録] 天候曇り、週の半ばまで雨天が続いていたので、沢の水量が気になる。入渓地点の橋の上から沢床を覗いてみると、普段の30%から50%近くの増量である。相変わらずの滑りやすい沢をF1からF4と滝を越えていき二股に到着する。934分、二股を左に入り、寒水沢と分かれて田茂萢沢にと進む。一回目の休憩945分から52分までとる。病み上がりからの会山行の参加復帰最初が沢登であった。不安が付きまとう。一本目の橋959分、二本目の橋1013分をくぐる。昔のダムまでの林道の痕跡が確認できる。取水口まではとなりの寒水沢と感覚は変わらない。F7の2段の滝の左岸を高巻くことになり、尾根まで取り付く。結局登り過ぎたので、1ピッチで斜面途中の平坦地に降りる。時間が時間であるため、沢に下降する前に昼食タイムをとった。12時45分行動開始する。歩きながら両側の山の斜面を眺めるが、何の変哲もない。F:8 2m段口お釜、13時40分着。左を高巻く。合流する沢が今までないので、水量は変わらない。このまま進んで、苔に包まれたピンポイントゴルジェ?にて、集合写真を撮る。今日の一番の綺麗な景色であるかも。ここのゴルジェの突破も難しいと思われたので、右岸を高巻く。高巻きの途中荒れた伐採地の荒れ道に飛び出し、また沢に降り立つ。この先より渓相は雑な平凡にとなる。沢床が広がり巨石が横たわってくると、まもなく左側より支沢が合流する。ここまでの、予想外のアクシデントと言えばTさんの履いている渓流シューズのフェルトソールが剥がれて事だけである。結局、応急処置をしてのだが。ゴーロとも言えない露岩混合地帯にて高度を稼ぎ、淡々と歩き続けているうちに終点の橋の下に抜けた。今回は滝の高巻きにおいて、入念なザイルワークの訓練をしたことである。この現場での経験がこの先に不測の事態あった時に落ち着いて行動が出来るようになるだろう。