東岳山行報告 2013年11月19日提出 (提出者 M.MINAMI)
山 名 東岳684m(青森市近郊)ルート:宮田口→最高地点684m→651.8m→宮田口
山行期間:2013年11月17日(日) 青森市12時現在 晴れ 12.7℃ 視程15km
参加者名 CL H.NAKAMURA SL M.KIKUTHI SL M.OOKAWA 他会員17名 (会員20名 一般2名 計22名)
会費900円(交通費他)
コースタイム
8:01合浦公園出発→8:21東岳P8:37…8:44頂上へ1.8q…8:55頂上へ1.6q…9:01頂上へ1.2q…9:08展望台頂上へ1km休憩9:14…9:28頂上へ800m…9:41頂上へ600m…9:52頂上へ400m…10:02頂上へ200m…10:09 684Pへ分岐休憩10:14…11:02 684P休憩11:07…11:43山頂昼食12:24…12:26分岐…12:57沢底…13:06展望台休憩13:11…13:35登山口P→14:02アリーナ解散
山行記録
晴れの合浦公園に20名集合 5台に分乗し出発。途中の青森市天然記念物宮田の銀杏は 落葉して周りを黄色に染めていた。登山口PでN車合流 22名全員集合。設置されていた簡易トイレは撤去されていた。11日から降り出した雪は一時39p 11月にしては32年ぶりの大雪だったが 今日は積雪0 辺りに少し残っているだけ。杉林の中 カラマツが日に照らされて黄金色に輝き イタヤカエデ?黄葉もキレイだ。CLの掛け声で準備体操をし SL Kさんを先頭にカラマツの輝きを背に歩き出す。「笑楽園 恵みの里東岳」の看板を過ぎ ここは青森市街展望あり 紅葉も見事なところだが 今日はほとんど落葉していて残念。杉林の中落ち葉の上を進む。左側の斜面は日が当たって残りの黄葉が明るさを増す。採石場跡を過ぎ 落葉した樹間は 葉が茂る時とは異なり 見通しも良く明るく気持ちよい。ヤマブドウ・アケビ残りの実を見つけ仲間と分け合って食べる。「食べたことないべ!」とKさんが新人のMさんにアケビを手渡す。展望台で休憩、大森山や陸奥湾展望できるが 少しもやっているのか岩木山も八甲田も展望なく残念。これ位の展望なら視程は大きくないと思いながら。冬に上ったルートやスキーでの苦戦話など あちらこちらで話が盛り上がる。新人達に冬の素晴らしさを語り 冬山へと誘っているのが聞こえてきて 仲間の良さを感じた。完熟サルナシも美味しい。採石場のダイナマイト保管庫だった壊れた煉瓦建物が見えて いよいよ滑りやすい沢底への道だ。 みな慎重に下り そして急斜面の上りになった。沢底の高木に絡まったヤマブドウは実がいっぱいついているが手が届かなく。ブナ林尾根のジグザグを登っていくとブナの実がいっぱい落ちている。やはり今年は豊作なのだろう。来春はいっぱい芽を出すだろう。頂上へ400m辺りから雪の上を歩くようになった。青空が広がり風もなく穏やかさが続く。一等三角点がある最高地点への方向で小休憩 コンパス合わせて 深いところは50p以上 ツボ足の今季初ラッセルが始まった。ラストを歩いていたNさんがトップへと移動してくれた。ウサギの足跡やおしっこも所々にある。登ってきた道の細目のブナはほとんど落葉していたのに 尾根の太めのブナは葉を残す木々多い。まだきれいな緑の笹を使いたいと 料理人になっている人もいる。基本測量の杭隣のICチップが埋められた一等三角点を掘り出し記念撮影後 以前マイクロ無線反射板があった山頂広場へと引き換えし昼食に。ツエルトを張るCL、それを見学する人。ここからも生憎岩木山などの展望はなかったが 小春日和の恩恵を受けのどかで優しい気持ちになれるひと時を過ごした。ふと少し下に目をやると赤い実をいっぱいつけた木が3・4本 近づいて見るとアズキナシ。その木に絡まったヤマブドウがまるで栽培した房のようにかたまって多くあった。Kさん袋を片手に5m以上木登りして収穫するも 木の上ですでに発酵しているとか。来年の収穫を期待しましょう。山頂では我々と前後して2組のカップル登山者に会った。下山は気温も上がり 融け出した雪が泥と交って滑りやすくなり 22名の参加者が列になり 急坂を慎重に下った。展望台で小休憩 上ってくる男性一人と入れ違いに下った。登山口近くに来て振り返って 歩いてきた山を見た。全員無事に登山口に着き 分乗してマエダアリーナで解散。「晩秋を楽しむ山」の楽しい歩きの一日が終わった。 (歩行距離 約6.9q)