訓練山行報告                     

(泊り組)                   20140106日提出 (提出者 N.NAKAMURA)

山  名:  仙人岱(小岳・大岳)     ルート:酸ヶ湯〜仙人岱避難小屋。大岳・小岳登頂は中止。

山行期間20131214()15()

参加者名:泊り組 CL H.NAKAMURA   他3名    (計 4名)

コースタイム 

 1日目:横内7:458:10萱野高原8:138:35:酸ヶ湯登山口8:4511:35地獄湯ノ沢11:35

12:10仙人岱避難小屋(日帰組=13:00下山開始)。(宿泊組=13:00懇談15:夕食準備。21:20就寝。

 2日目:起床7:00朝食後、装備装着仙人岱避難小屋9:4010:10地獄湯ノ沢10:1511:10酸ヶ湯登山口11:30→帰宅

山行記録 

 横内駐車場出発、途中の萱野茶高原トイレが何故か閉鎖中の為、酸ヶ湯温泉トイレ拝借し登山口駐車場到着した。(2011年、2012この2年間大岳登頂を断念しているので今年こそは登頂を目指す覚悟で臨んだ)。予報通りの雪降る中、登山口に取り付く。積雪状況は、一昨日まで87pに本日新雪25pプラスで1m位。膝辺りまでの深雪の中ラッセルし進む。

 標高が増すごとに積雪も増し太もも辺りまで有りラッセルに難儀しながら各メンバー交代で歩みを進める。夏場だと地獄湯ノ沢まで1時間のコースが倍近い2時間を要した。(途中、山岳同人たがじょメンバー追い越し、スキー隊が先行ラッセルしたので、短距離だが少し楽になった)。

 

地獄湯ノ沢からは、強烈な吹き降ろしの強風とガチンガチンに凍て付いた登山道と寒さ(気温−7.6度、体感温度はもっと低いと思われる)と格闘しながら登り詰め、ようやく雪を纏った仙人岱避難小屋に到着。(夏場だと登山口から1時間30分コースが3時間25分を要した)


 日帰り組みは、悪天候の為に小岳登頂を断念し、仙人岱避難小屋にて昼食後下山した。

日帰り組メンバーから協賛頂いた灯油(各自500ml)をポリタンクに収納。(泊り組はおかげ様で快適な夜を過ごすことが出来ました。感謝感謝です・・・)

泊り組は今後の山行計画見直検討、無理しないで悪天候の時は大岳・小岳登頂を断念する旨確認した。

本日同宿の山岳同人たがじょのメンバーは3名が泊りで2名は日帰りで下山した。

 

15:30夕食の準備開始。メインディッシュは具沢山のせんべい汁です。Nさんから思い掛けない秘蔵のムキダケの差入が有り、更に美味な鍋に仕上がりました。(Mさんロイズのチョコレイト差入サンキューです)栄養補給と飲みにケーション終了後21:20就寝した。

19:12頃に緊急連絡先Kさんから状況確認の連絡有り)

 

7:00起床、朝食は力餅汁とリゾットで満腹に。

 外は風雪強く見通も悪いので大岳小岳登頂断念し下山する事に。お世話になった避難小屋の清掃。
(たがじょの方たちは、9:15冬道を下山した)

 9:40下山開始、地獄湯ノ沢まではなんとか先行者トレースが見えたが、沢に下った途端強風雪の為トレースが消えている中をラッセルで進み、太平コース看板辺りから地獄湯ノ沢右岸を登り夏道と合流した。10:40頃に登頂してくる4名パーティーと擦れ違う。(悪天候でも登る方がいる・・頼もしい)

 11:10酸ヶ湯登山口到着(夏場1時間10分コースを1時間30分、下りはトレース有り楽でした)

*Fさんの車は雪の中、駐車場から国道まで除雪に20分要した。11:30TさんよりKさんへ下山報告後駐車場出発帰路についた。




(日帰り組)
              2013年12月27日提出 (提出者 M.TUJIMURA)

山  名:仙人岱                                         

行期間:2013年12月14日(土)

参加者:日帰り組  CL S.NARITA     他 13名    (計14名)

コースタイム 

横内P 7;45 ⇒ 酸ケ湯 8:358:45 → 仙人岱ヒュッテ 12:1013:00 → 酸ケ湯14:3015:00 ⇒横内P15:0解散

山行記録

しばらくぶりの仲間との再会、そして冬山へ、車内で近況報告もにぎやかです。あっという間に萱野茶屋へ。トイレタイムで車から降りたら、冬期閉鎖とありました。残念です。酸ケ湯温泉のトイレを借りることになりました。「お願いします。」「ありがとうございます。」と言うだけで心が落ち着かなく…。駐車場では寒さ対策と持ち物に注意して、900登り始める。

今日は予報ほど悪くなく、時には青空も見せてくれた。冬の青空と雪の白さは心が洗われる…?14人でのラッセルは深い所もさほどでない所もあり、先頭が終わるとお互いに「お疲れ様。」と声が大きく出てしまう。普段こんなに大きな声かな?と思う程、みんなはりきっています。これも大人数だからこそのありがたさで、苦しみも楽しみに変わる。

随分歩き、湯花のにおいはしてくるが、仙人岱まではまだ先が長いと言われ、冬山のきびしさが身にしみる。山膚の露出している所を初めてのスノーシューで転ばないように、先の人ともあまり離れないように、所々にある赤布に勇気づけられながら歩き、仙人岱ヒュッテに着いたのは1215頃。

中には45人がいましたが失礼をしてストーブの上に手袋を乾かし、暖かい中で昼食をとりました。冬の小屋ではスノーシューはすみっこに、御飯の時リュックは後ろにおき足元は広くなど、私は一つ一つ遅れをとり、はずかしいやら勉強になりました。

100「明日の天気は今日よりも上向きになりますように…。又来月、新年には元気で山登りができますように、お互い気をつけて。」とお泊りの人とお別れをして、下山をしました。帰りの地獄湯沢は風が強いながら体も暖かく、昼食をゆったりとったのでパワーもあるのですが、ゴーグルが頭から外れて先が見えず、苦労しました。難所もすぎ、景色がよく足元のしっかりした所で写真です。よく写りますように鼻を拭き、はいチーズ。山での写真は全員が明るく若い。

酸ケ湯Pには2:30着。早々と身支度を終えて横内Pには3:45着。お互いに無事に楽しく一日をすごしたことに感謝し解散しました。