訓練山行報告 2014/3/27 (木) 報告者 M.KASAI
山名 前嶽 標高 1,252m
ルート 八甲田ロープウエー山麓駅⇒フォレストコース⇒山頂 往復
山行期間 2014/3/23(日)
参加者 CL M.FUKAZAWA SL Y.HANADA SL S.NARITA 他18名 (合計21名)
コースタイム
横内P7:30→山麓駅8:15→フォレストコース出口8:32→22番看板9:50→山頂10:57→22番看板11:50→山麓駅13:00
山行記録
里は予報通り晴。横内Pに向かう道すがら八甲田はすっぽり笠雲に包まれていました。西の空にはお月様がくっきり見えています。
滞りなく集合、山麓駅に向かい出発。トイレをすませ、ストレッチで身体をほぐし山麓駅の北側一段低くなっているところから山中へ。8:32フォレストコース出口で磁石を前嶽山頂に合わせる。おおむ90度。スキー隊を先頭に緩やかな登りをゆっくり歩き始めると、まもなく右側にゴンドラが登っているのが見えました。雪はさほど深くなく粉っぽい感じです。8:50衣服調整。兎の足跡がいたるところにあり、朝食探しに駆け回った様を思わせます。ぶな林は、ひっそりと静まり返って登山者をやさしく包んでいるようです。スキーヤーが見え始めました。9:18 30番看板、休憩。小雪がちらつき始めました。両脇の看板を確認しながらひたすら、22番看板を目指し9:50到着。磁石再度確認の上、左にそれて頂上をめざす。登るに従い嶮しさを増し、さらさらの雪がざらざらに、やがてがりがりに。木々は霧氷を纏いそして樹氷に変わりました。風はだんだん強くなり帽子を飛ばすほどに。10:30小休止 あたりは何も見えず、前も後ろも右も左もただ真っ白です。少し立ち止まっただけで一瞬にして身体が冷えて冬の八甲田の恐ろしさを体験です。がりがりの雪と段差にスキー隊もかんじき隊も苦戦しています。えびのしっぽがあちこちにみられます。から揚げにして食べようかなどと言いながら、振り返ると田茂萢岳が一瞬姿を現しすぐまた雲を纏ってしまいました。10:57頂上到着。風はさらに強く目を開けていられないほどです。そうそうに記念写真撮影後、天候不良のため予定を変更。登ったルートを引き返すことに。
11:05 ゴーグルをつけて、かんじき隊先発。先行者のザックに霧氷(でいいのかな?)がついています。がりがり雪を踏みしめ、さらさら雪に足をとられ、まるでスキーのように滑り、転びやっとの思いでなだらかゾーンへ。すでにスキー隊は追い越したようでトレースがついています。あたりが見え始めました。岩木さんも田茂萢岳も陸奥湾まで見えてきました。かんじき隊はそれぞれラッセルを楽しんでいます。11:50 22番看板到着昼食。青空がみえています。振り返ると、前嶽の頂上もすっきりみえています。皆歓声をげています。ここが頂上だったら、残念ですが登れたことに感謝。12:12 たっぷり昼食時間をとってくれたのに、皆さっさと食べて身支度。スキー隊を先頭に出発。早い、皆あっという間に見えなくなってしまう。スキーヤーの邪魔にならないようにいつものごとく遅れて下山。
13:00 下山終了。頂上風速21m.報告有り。現地にて解散。
体感温度は風速1mにつきマイナス1度、すなわち頂上気温はマイナス22度(又聞き)とのことでどうりで寒かったなと実感。
八甲田初体験S.SATOUさん感想
きつくて、足が攣ったけど登れてよかった。青空が出てとてもよかった。自信がついたので又来たい。