(訓練) 山行記録                                              201538日   提出者 M.KASAI

山名     赤倉岳(北八甲田)1548m                            山行期間  201531

山行目的  八甲田の樹氷を見に行こう

ルート    八甲田ロープウエイ山頂駅〜赤倉岳〜毛無岱〜寒水沢沿い〜ロープウェイ山麓駅

参加者   CL M.FAKAZAWA SL H.NAKAMURA SL K.KADOU SL T.TUSHIMA  他15名  (計19名) 

コースタイム 横内P730⇒山麓駅750⇒山頂駅900⇒噴火口1035昼食1115

       1140⇒宮様301220⇒上毛無岱1240⇒下毛無岱100⇒ロープウェイ

       山麓駅215 現地にて解散

山行記録

 予報は曇りのち雨。集合場所への道中、岩木山がくっきりと見えて反対側に八甲田は山頂あたりが霞がちにではあるが見えていました。

集合場所にて五台の車に分乗。山麓駅に向かう。道端の雪は春が近いと思わせます。駅にてチケット購入後ボーダーに混じりひたすら待つ。乗車が始まりもぎりのお嬢さんがあと10人です。あと5人です。2人、1人とカウント結局乗れず、2回に分乗。

車内では山頂駅1324mアナウンス有。リーダー曰く山頂駅は風速14m、気温マイナス7度たして体感温度21度だそうです。目的の樹氷は雪が落ちています。山頂駅でトイレを済ませ身支度を整え、外に出ると麓の穏やかさとはうって変って風が強く、雪が吹き上げられ顔に石つぶてのように当たります。景色は見晴らしがきき岩木山が思いがけず近くに見え、目指す赤倉岳は手に取るように見えています。目視を頼りコンパスは合わせず左のピークを目指す、と指示がありました。スキー隊を先頭に皆黙々と強風の中一旦下り田茂萢岳に登る。その先少し左にそれさらに右尾根づたいに赤倉山頂を目指す。雪は硬く所々柔らかい雪がさらっと乗っていて割りと歩きやすい。左後方には前嶽がこんもりとみえています。そのさらに後方には陸奥湾もはっきり見えていました。1000休憩写真タイム。諦めかけていた樹氷が登るにしたがい、半分に雪がつき、ここに来てほぼ完全体に見えます。様々な形に見え皆それぞれにカメラに納めていました。休憩後登るに従いあたりは真っ白で何も見えなくなりさらに風は強く雪はザラザラ、急登です。1035噴火口到着。何も見えません。この先は悪天候の上やせ尾根ということで終点にしますと声がかかる。遅れているスキー隊を待たず一旦記念撮影。到着後下山開始。歩き始めて5分、あたりが見えてきました。樹氷の脇をすり抜けて慎重に下るも雪解けは進んでいるようで至る所で穴にはまります。1110全員で記念撮影。樹氷の陰で風を避けながら、昼食。

いつものごとくさっさと食べて1140分出発。宮様コース分岐より上毛無、下毛無経由で山麓駅に向かうと説明有。宮様コース看板沿いに途中寒水沢を横切り沢づたいにトラバースしながら向かう。滑落しそうで気が抜けません。毛無袋は雪に埋もれ広大な原っぱのよです。目印は何もなく吹雪いていたら迷うことでしょう。看板30まで進みコンパスを合わせる。295度。下毛無袋へは急な下り。慎重にソロソロ真っ直ぐ下る。階段はどうなってるんだろう?会話に上るがもちろん雪に埋まり見えません。階段より右側に逸れて避難小屋の近くに下る。この小屋は通るたび気になっていたので、近くまで寄ってみる。今は使われていなく入れないようです。そのうち潰れてしまうのではないかと思うと残念です。ここは中央コース、城ヶ倉コースが交差していて、左に向かうのが中央コース、右が城ヶ倉コースとNARITAさんに教わる。下毛無も大雪原です。樹林帯に入り再度コンパスを合わせる。300度。ダケカンバが目に着きます。123樹林帯を抜けると丸山湿原、左側にロープウェイが見えています。小休止、会話を楽しみ再び樹林帯へ。スキーの踏み跡をなぞるように黙々と前に進み154最後の急な下り。スキー隊のショーの始まりです。ひとしきり喝采が上がり、続いてかんじき隊です。202下山終了214山麓駅にて解散ミーテイング 

(追記)記録、写真係MINAMIさんより。的確なアドバイスと、写真タイムの設定によりとても助かりました。ありがとうございます。