定例山行報告                                      2015921日提出 (提出者 K.YAMAZAKI)

山 名   崩 山940m)

山行期間 2015年9月12日(土)第1日目(前泊班)  天気:(曇時々雨)

参加者  CL T.FUKUI    他3名   (計4名)

コースタイム

 青森IC 6:47 ⇒ 8:51 十二湖駐車場 9:13 → 青池 9:23 → 崩山登山口 9:25

 → 大崩 11:05 → 12:02 崩山山頂 12:31 → 大崩 13:00 → 崩山登山口

 14:09 → 十二湖駐車場 14:30 ⇒ アオーネ白神の湯 15:10 入浴 15:45 ⇒

 白神岳登山口駐車場 15:55(泊)

山行記録

 シトシトピッチャン! 目が覚めた、4時半、雨か?。もう少しうとうとしよう?

 6時25分、雨は止んでいた、(今日の予報は曇時々雨)。リーダーに拾ってもらい、

青森ICへ、まだ誰も来ていない。しばらくするとT氏、H氏が到着、それぞれリーダー車に乗り込み、青森IC6時47分出発、7時出発予定であるが、少人数のためか行動が早い

 東北自動車道、津軽道、車を走らせる、早朝のため交通量は少ない、車は法定速度は超えてはいないが?早い、どんどん進む。柏、鰺ヶ沢、岩崎、深浦、途中雨にも降られるが十二湖駐車場に着いたときには雨は止んでいた、広々とした駐車場で気持ちがいい、身支度を調え、駐車料400円を払い青池へ出発、鶏頭場の池を見ながら約10分位で到着。

 あのインクを垂らしたかのような神秘的な湖水はどこから涌くのでしょうか?

 すぐそばの崩山登山口9時25分リーダーが登山届けを出し、雨が降りそうな中を出発。しばらく鬱蒼としたサワグルミ?とブナ林のだらだらした坂、体温も上がり汗もうっすら出てきた頃、ぼとぼと葉のしずくと雨が落ちてきた、衣服調整とカッパを着けようと、バックパックを木の根に下ろすと、そこには大きなガマガエルが雨に濡れ、気持ちよさそうに私を出迎えていてくれた。カメラを向けようとしたとたん素早く木の根の巣穴に入っていった。しばらく小休憩。

途中、青紫色の蕾がいっぱい付いた花と白無垢を着たような可愛い白い花を見たが、私には花の名前は解らない。 30分位過ぎると雨が止みカッパの上衣を脱ぎ大崩に向かう、急登を少し上る、11時05分大崩に到着、あいにくガッスていて、十二湖群は見えるが日本海は見えない、下をのぞいたら足下からガスで見えるところまで崖になっている。

 足下だけを見ながら急登し倒木を超え1時間程で広がりが見えた崩山山頂である、山頂は灌木と笹で展望が無い、前方に、大峰岳、白神岳へ続く山道が細く延びていた。

  30分食事時間を取り、往路を下る。途中、山ガール風の20代女性2人が上ってきた!

「どこまでいくの?」リーダーが声をかける「おおくずれで十二湖を見て帰ってきます!」

リーダー もう遅いからその方がいいね〜! 山ガール は〜い。

 明日は白神岳、我々と一緒だそうだ?。

 崩山登山口14:09到着、鶏頭場の池を見ながら駐車場に、靴を洗い、車に乗り込み、茶屋で食料水を汲み、日本キャニオンを見ながら、アオーネ白神へ、温泉で汗を流し、白神岳登山口駐車場へ到着

 早速、テントを張り、夕食の準備に取りかかる。メーンは十和田牛バラ焼き、B-1グルメとレトルト食品、調理していると、パジェロで来訪者が来た、十二湖ハイキングクラブの七戸正孝氏だ、手には大きなお皿に、ワラサ?の刺身がいっぱい、それからミズと昆布の漬け物を差し入れして頂いた。(もしだれか、会う機会がありましたらお礼を申し述べてください。)

 18時前、夕食開始、まずビールとワインで乾杯、生きのいい刺身と、今までに見たことの無いような太くて柔らかい、又出汁の良く効いたミズの漬け物のおいしいこと、食べ放題、ドリンクがグイグイ進む。〆の米飯とバラ焼きの合うこと「サイコ〜デ〜ス!!」 20時半頃テントに入り21時頃就寝、11時頃より雨が降り出し、1時頃雨漏りが始まる「サイアクデ〜ス!」食器を出し雨漏り対策、しばらくすると小雨になり4時起床時には晴れていた。

 場所を山小屋に移し、朝食の準備をし、食事を済ませ、おにぎり2個ずつを用意し、後片付けを終わると、6時過ぎ、日帰り班の一陣が入ってきた。

 はじめての泊り。リーダー、一から十までお世話になりました。     


定例山行報告                                                    2015103日 (提出者 M.OOKAWA)

山 名  白神岳(1232m)                            

山行期間 2015913(日)

 ルート:白神岳登山口〜マテ山〜白神岳

参加者名前泊: CL T.FUKUI    他3名

     日帰り:SL H.NAKAMURA SL K.KUDOU 他10名      (合計16)

 

コースタイム駐車場6:42 → 白神岳登山口6:50 → 二股分岐7:43 → 水場8:308:40 → マテ山分岐9:24 → マテ山山頂9:28 → マテ山分岐9:339:4 2→ 大峰分岐11:25 → 白神岳山頂11:4712:25 → 大峰分岐12:40 → マテ山分岐14:00 → 水場14:3014:35 → 二股分岐15:13 → 白神岳登山口15:45→ 駐車場15:52

 

山行記録(13)

日帰り組12名は青森インターで4:00に集合し、3台の車で深浦方面に向かう。黒崎から標高200mに設置された広い駐車場(休憩所とトイレ完備)で前泊組と合流。皆は昨晩の荷物の整理で忙しそうだった。雨は今のところ降っていないが予報では確実に降るらしい。覚悟して出発!駐車場から舗装された道路を歩くとまもなく白神岳登山口。その正面にあるブナの巨木が私達を歓迎してくれた。ゴツゴツとした木肌と枝ぶりは威厳を感じさせる。樹林の中は光が差し込まず夕方かと思うほど薄暗い。歩き始めて30分、小休止した場所で赤茶色の実をたくさん付けたツチアケビを発見。これは婦人科に効能があるそうだ。二股分岐手前でとうとう本格的に雨が降ってきた。レインウェアを着る。ブナの森も深くなり風もなく蒸し暑い。あいにくの天気だがピンク色のジャコウソウ、カニコウモリ、ミズヒキ、ノブキたちが心を慰めてくれた。8:30水場に到着。ここではダイモンジソウ、アキノキリンソウに出会う。湧水で喉を潤しペットボトルにも詰めて出発。ここからは急登となり特にロープの張ってある斜面は滑りやすいのでゆっくりと足を運ぶ。倒木が道を塞ぎ四つん這いになりながら越えた。木製の階段が整備されているところは歩きやすい。雨はさほど強くもなく時々止むのでレインウェアを脱ごうとするとまたポツリポツリ。マテ山分岐で休憩、希望者10人はマテ山山頂まで往復した。時間にして10分足らず。白神岳山頂まで2.5kmと記された道標を10時に通過。景色も望めずせめてきのこだけでもと目を凝らすが、まだ時期が早いのだろうか?今年は見当たらない。前回の山行ではサモダシを収穫した人が数人いたが・・・。秋を感じさせるオヤマノリンドウ、キオン、グンナイフウロが雨にぬれ色鮮やかに咲いている。主稜線に出たらやっと目の前が開け雲海と頂上のトイレが見えた。石碑と小さな祠を通り過ぎ、11:47山頂に到着、三角点にタッチ。ガスで展望はない。晴れていたら岩木山はもちろん八甲田連峰、秋田駒ケ岳、森吉山、遠くに鳥海山も見えるらしい。記念撮影後、避難小屋まで戻り外のテーブルで昼食を摂ってすぐに下山開始。まもなく眼下に雲の切れ間から日本海が少しだけ姿を見せた。滑りやすく疲労した足元に注意しながら下る。一時間もするとまた雨が強くなってきた。今日は一日中雨具を手放せない。14:30水場に到着。一息ついてまた歩き出すが雨の日は登山口までとても長く感じる。駐車場に着く頃には雨も上がり陽も差してきた。休憩所で着替えと泥だらけの靴を洗い解散。その後希望者はウェスパ椿山で入浴して帰宅。雨の日の山行だったが、帰り道久しぶりに西海岸の夕景を楽しむことができて良かった。