定例山行報告書    

                             2016年5月14日 (提出者 M.OOKAWA)

山 名 猿倉岳

期 間 2016417日 ()

ルート 睡蓮沼〜猿倉岳〜睡蓮沼

参加者 スキー隊  CL Y.HANADA  他2名

    ツボ足隊  CL S.NARITA SL K.TAKEI SL K.YAMAZAKI   他15名    ( 計21名 )

コースタイム

横内公営駐車場6:54 → 酸ケ湯ゲート7:268:54 → 睡蓮沼9:059:20 → 猿倉岳山頂11:0811:16 → 昼食11:2511:45 → 睡蓮沼12:26 → 横内公営駐車場13:13

 

山行記録 

横内公営駐車場に7時集合。今朝は、曇り空で少し肌寒くお昼頃から雨になるらしい。車5台に分乗して出発。今年は例年より雪が少なく道端のフキノトウも長く伸びている。萱野茶屋でトイレ休憩。車道はまったく雪がなく走りやすい。

7:30少し前に酸ケ湯ゲートに一番乗りで到着。ゲートが開くまでかなり時間がある。しばらくしてたまたまゲートが施錠されていないことがわかった。一瞬通過したいという気持ちが起こるが、そこはグッと押さえて時間まで待つことにした。8時半頃になると時折、陽も差し後続の車も数台並び始めた。ようやく、係りの人が来て9時にゲートが開いた。車5台は、堂々と通過して9:05には睡蓮沼に到着。

スタート地点で身支度を整え、山頂で合流することにして最初にスキー隊3名が出発した。続いてワカン隊14名、つぼ足隊4名がCLの「ゆっくりいくよ!」という声とともに出発。湿った重い雪を踏みしめ睡蓮沼からまっすぐ猿倉岳を目指して進む。少しなま温かい風が吹き20分も歩くと汗ばみ衣服調整をする。毛糸の帽子は特に暑い。後方に雪をまとった北八甲田の山々、左手に黒森山が見える。真冬とは違い一面銀世界とはいかず、春のほこりで雪面は少し黄土色に汚れている。ペラペラと皮の剥けたダケカンバの林を通過。昔、紙が貴重だった時代、この木の皮に手紙を書いたそうだ。暑いのでこま目に水分を摂る。急斜面ではCLから谷側の足を逆ハの字にして登れば安定すると助言があり、滑らないよう慎重に登る。

10:10休憩。その後少し風がでてきたので防寒着を着る。11:08ようやく猿倉岳の頂上に到着。スキー隊は先に着いていて随分お待たせしてしまった。目の前に乗鞍岳、遠くに十和田三山も確認できた。記念撮影後、風が強く天気も崩れそうなので予定していた乗鞍岳には行かず下山開始。

10分程下った所で昼食を摂る。ポツリポツリ予報通り雨がこぼれてきた。歩を早め前方を見るとすでに高田大岳と小岳にはガスがかかっていた。

12:26睡蓮沼到着。雨は強くなり車に駆け込み横内駐車場に向かう。市街地に近づくにつれ雨はあがり、日差しも強く、道端のマンサクの黄色が目に鮮やかだ。13:13横内駐車場に到着し解散式後、帰路に着く。