2016年 5月 9日 (提出者 T.SAITOU )

[個人]山行報告書

山名 森山・高岳山                   山行期間 2016年5月3日

参加者名  CL T.SAITOU 他4名

コースタイム @森山 青森IC ⇒ 森山、岡本登山口 10:43 登山開始 10:55 → 第二高知

11:52 → 森山山頂 12:25〜13:05 → 第二高地 13:27 → 登山口 14:02

A 高岳山 常福院登山口 14;48 → 高岳山(福川神社)15:21 → むらくもノ滝 15:53

→ 登山口 16:13

山行記録 

@森山 残雪のため、皮投岳より変更をし、森山・高岳山になりました。天候晴れ、今回は準備不足のため、山頂ラーメンの開店をあきらめる。五城目八郎潟ICを降り、国道286号線を走る。左折の交差点を2度ほど間違えて行き止まり、3度目にやっと正しい道に入った。そして、目印の電話ボックスを探しながら走行していたが、無くなっていて少し行きすぎた。入口の狭い道は整備されていて、登山口の立て看板も出来ていた。

 天気予報どおり気温が高くなってきている。案内看板の指示に従い杉林の中を進んで行く。途中左側から林道が合流する。やがて、右への看板に従い杉林から尾根の道に出る。ここからは、まっすぐの急登が始まる。今回腰には、コルセットではなくスポーツ用の腰ベルトを試しに着けてみた。Tさんを先頭に登って行く。やがてコース上にロープが下がって来ていた。その頃になると、先頭の4人と段々と離されていく。日差しを遮るものも無しで、風もない状態の辛い状況だ。間もなく、メンバーの姿も見えなくなった。最初のピークの第2高地に到着する。展望が良い所で、電波塔も立っている。その脇には鐘撞き堂がある。たまに着いている人がいた。ゴ〜ンとあまりすっきりした音ではないようだ。小休止を済ませ森山の山頂がある、第1高地を目指す。電波塔の裏側に回り込んで、鎖場の急斜面を鞍部に目指し降りる。一部、両側が切り立っているので気を付けないといけない。すぐに登り返しも鎖場が山頂まで連なっているのが見える。同行者、「アルプスへのトレーニングコースだと本に書いていた通りだ!。」間隔をあけて、鎖につかまりながら、やっと山頂に到着しました。あまり広くなく、真ん中が窪んでいる。古い石碑と、祠が建っていて、一等三角点も鎮座している。反対側からも踏み跡が続いている。気温が高いので、風通しのいい場所を選んで昼食をする。けっこう、登山者がぽつぽつと人が登ってくる山である。帰りも注意しながら、第2高地へと向かう。ここで小休止をし、山座同定で遠方に見える山の名前を言い当てる。また、この先の急斜面をロープを頼りに下る。登山道が杉林に入ると、どこからか鈴虫のような音が聞こえてくる。ここは鈴虫の成育の北限地点をうたっているが、まだ春である。珍事なり!。

 

A高岳山 森山下山後、移動途中にコンビニでアイスクリームでエネルギーを補給をする。いったん、岡本集落に戻り、浦大町へ向かう。地区の狭い道を探しながら、常福院の墓地の駐車場に着く。ここが登山口である。過去に一度来たが、気温が30度あったので、取りやめた経緯がある場所である。今、登山口は工事現場の一部分であった。連休中なので休工中である。トイレの所には、浦城のパンフレットが置いてあった。戦国時代の古城跡であったそうな!。町起こしの一環なのか、地元からの発信なのか。地理院地図には登山道の記載がないので、このパンフレットを参考にし山行をすることに。まずは、福川神社里宮の前を通り鳥居をくぐり階段状の参拝道を駆け上がって行く。疲れる。杉林の中なので、少しは気温が低いので助かる。登り切ると、見晴らしの良い場所に出る。ここには、常夜灯と刻まれている、石の灯篭が2台鎮座していた。ここの、鳥居をくぐると登山道らしくなり、、まもなく福川神社奥宮があり、すぐ裏には、三角点に似たような石柱が立っていた。あとで、ここが高岳山の山頂であるとわかった。ここで、これからのルートを確認をしながら、戻るか、先に進むかを相談をする。とりあえず、この先の小高いピークを目指してみようかと進む。いったん下って登り切ると、広場状のピークに出る。ここで今度は、山渓の秋田県の山をコピーした紙を出し、コースタイムがトータル40分程で駐車場に戻るのを確認したので先にまた進むことに。すぐに、むらくもノ滝、右への立て看板があった。パンフレットには西観音の瀧と紹介されている。

※土崎安藤氏内部の政権争いの、湊合戦にて城主三浦兵庫守盛永が飛び降りた場所。帰宅後パンフレットを見て初めて知る。

東屋の近くの蛇口にて水を飲み、滝のしぶきで顔を洗った。あれまぁ〜!。小休止をし、すぐ下に駐車場があるが、ここは山の裏側なので、浦城跡に向い足を進める。整備を始めたばかりの山城、砦を復元した場所でもある。薬研掘りから階段状の遊歩道を登り、武者溜下を通過し、本丸下屋敷跡を乗り越えて反対側に下って行く。右下に砂防ダムの工事現場を眺め、左側に見張り台を見、駐車場を目指して下って行く。本日の山行予定は無事に終わりました。帰路、八郎潟の中にある温泉に入浴をして一路青森に向かう。

秋田県、小さな里山でも駐車場やトイレなども整備されてきている。青森県よりも一歩進んでいる感じがします。