奥羽交流登山報告                     2016年6月30日提出(提出者 T.FUKUI)

山  名 六角牛山・五葉山

山行期間 2016年6月25日〜26日

参 加 者CL Y.HANADA   他6名   弘前労山2名   (計9名)

第1日目(6月25日)

六角牛山(ろっこうしさん1294.3m)   ルート糠前コース 天候:曇り時々晴れ

コースタイム 

東北自動車道青森IC628 花輪SA725730 柴波SA837847釜石自動車道東和902 道の駅遠野風の丘932947(弘前労山合流)⇒糠前登山口101535 ⇒ロッボト雨量計1045⇒二合目1050⇒三合目1100⇒四合目休石1105⇒七合目11301135⇒六神石神社奥宮頂上12181225下山⇒九合目12351300(昼食)⇒四合目休石13401345⇒糠前登山口14051420⇒ホテルきくゆう1450

山行記録

青森から東北自動車を南下する次第に雨が小降りになり盛岡辺りから雨もあがり釜石自動車道東和ICから国道283を釜石方面に向かい、遠野着く頃には雲の合間から太陽が顔を出し始めた、道の駅遠野風の丘で弘前労山の2名の方と合流し、車は県道35線笛吹峠へ向かう途中に六角牛神社あり神社の横の林道を3Kmほど行くと糠前登山口に着いた。ここで身を整い、登山届を出して雑木林のなだらかな登山道を進むとロッボト雨量計所の施設に着いた。途中二合目辺りでチョゲフキが黄色の花を咲かせて群生していた。三合目で飲料水を補給し小休憩った。四合目の休石(やすみいし)を視通りし、苔むした露岩を踏む急坂は登るにつれて石段が不揃いの岩なり足が挟まるやら、滑るやら時時吹く霧が生暖かく湿度が高いせいか汗が川のように噴き出して上下の衣類がズブ濡れ、ここがコース一番の難所か?一歩ずつ確実に踏み出すしかない。所所にハクサンチドリが心を慰めてくれた。ようやく稜線に出てゆるやかな尾根を伝って六神石神社奥宮の上の山頂に出た、山頂は民話のふるさと遠野盆地が眼下に又早池峰山や五葉山が見える事になって居るが誰かさんの心掛けが悪いのか?今日は雲に被れて何も見え無いまた先程の汗が冷たくなり早々と引き返した。九合目辺りで霧の合間を見て昼食取り、四合目の休石で休んで感触を味わう、帰り道県道添えの石塔群から見る六角牛山は『伝説の山、信仰の山』と思われました。

交流会 6月2518時〜 ホテルきくゆう  宿泊者20

渡邊会長から今回は宮城労山を招待した事などのあいさつあり、青森労山、弘前労山、秋田労山、盛岡労山、盛岡山友会、生協釜石労山、宮城労山の代表から各単体の現状について説明があり、元会長成田さんの御発声で始まり各地の名酒を持ち寄り、再会したことの喜びと山々のいろいろな話題が次々と出て、中でも話題になるのは釜石労山さんの『五葉山のしゃくなげ荘(避難小屋)の立替陳情や署名運動及び募金活動を実施していること、

次回(2017年)秋田が担当なので何処の山が良いか?等で盛り上がり一夜を過ごしました。


奥羽交流登山会     第2日目

山  名 五葉山1341.3m)

山行期間 2016年6月26日

参 加 者ルート楢の木平コース

        青森労山7名、弘前労山2名、秋田労山1名、盛岡山友会1名、

アウトドア4名、釜石労山6名、      計21

ルート桧山黒岩コース

  秋田労山1名、宮城労山4名、釜石労山2名、胆江労山3名 

  生協3名                 計13名   合計34

コースタイム:楢の木平コース

ホテルきくゆう710⇒道の駅千人峠732755(釜石労山と合流)⇒楢の木平登山口832855⇒鳩ヶ峰925⇒林道出会940⇒岩を抱く木955⇒石割止め塚1000

七不思議木1010⇒頂上・日の出岩1125三角点11301200(黒岩コースと合流)

⇒日枝神社12001245(解散式、下山)⇒登山口14451515解散式⇒東和温泉

⇒青森IC2015

山行記録

朝食時には雨が降っていた、ホテルきくゆう(遠野市)を発つ頃には雨も上がり、車は国道283号を釜石方面に向かう、途中『道の駅千人峠』で釜石労山の方々と合流し7台の車に分乗して林道を走ること13Kようやく楢の木平登山口着き、身支度をして軽いミーティングを於こい、今日のガイド役する釜石労山の方々を先頭に森の中に吸い込まれて行く、間もなく伊達藩と南部藩の境の土手に添って行くと鳩ケ峰の林道出会に着く。岩を抱く木はその名のごとく親鳥が卵を抱いているように見える。石割止め塚は盛岡の石割桜にように見えるが反面、岩と岩との間に樹木が成長したように見える。七不思議木はヒバの樹木を台にしてネズコ、コメツガ、アオタゴ、ゴヨウマツ、ダケカンバ、ナナカマド、ツヅヅの八樹種が混在している。先頭SLからこれから稜線に出ると風が出て寒くなって来るから衣類を着るように指示がありました。稜線に出るとハクサンシャクナゲの赤いつぼみが今にも開こうとしていた群生地帯を通り過ぎ、ようやく日の出岩1351m)着いた。SLさんが登っても今日は何も見え無いと思えます。間もなく一等三角点の山頂モニュメント着き、頂上は360度のパノラマのはずだが今日は何も見え無い、桧山黒岩コースの方々を待つこと30分で合流し集合写真を撮り、風を避けて日枝神社まで下り解散式を行う、解散式では各単体の代表者が企画を組んだ岩手の皆さんCLさんSLさんの釜石労山の方々に御礼の言葉を述べて、それぞれ石垣のなかで風を避けながら昼食を取り、来た道を二班に別れて復路に着く、帰り道石割止め塚の辺りで光苔を見る事が出来ました。五葉山にはシャクナゲの群生地ありもう一週間したら見事なお花畑になることでしょうね。またカモシカとも会いたいのでもう一度来たいと思えます。釜石労山の方々有難う御座いました。長い距離を運転されたHANADAさん、
YOKOTAさん御両名様ご苦労様でした。