定例山行報告書                                                         (提出者 R.MUNAKATA)

山名     男鹿三山(真山・本山)

参考期間   2016年9月11日(日) 天気・・晴れ

参加者    CL Y.NARA SL K.YAMAZAKI SL S.TANAKA    他会員 23名     他一般4名  (計30名)

コースタイム

青森IC6:00→道の駅「鷹ノ巣大太鼓の館」7:15→真山神社駐車場8:39→登山開始

9:00→八王子跡9:43→奥御殿10:20→真山10:30→本山分岐11:18→本山山頂11:30

昼食11:55~12:20→本山分岐→五社堂14:35→長楽寺門前園地公衆トイレ前駐車場

14:50→青森IC18:10

記録

青森ICを6時に出発。バスに乗ってすぐCL Y.NARAより「弘南バスさんより運転手さんを長距離運転から少しでも早く解放させる」というミッションを任せられたとの話で、今日の山行はトイレタイム、山での休憩を短くし、かつ故障者を出さずにサクサクと済ませる、とのお達しがありました。7時15分道の駅鷹の巣大太鼓の館にてトイレタイムをとる。皆ミッションを守り5分でここを出発。なまはげ館、男鹿真山伝承館を通り過ぎ、真山神社駐車場に8時39分到着。

準備を整え9時登山開始。石段を登り、仁王門、拝殿をくぐり神楽殿、薬師堂に手を合わせ、仏閣巡りみたいです。やがて腐葉土のフカフカした秋田杉の生い茂る山道に入り板で土留めされた階段を登り、息のあがってきたところで9時20分衣服調整。朝は16度と寒く着込んできた人も半袖になってもいいくらい暑い、暑い。この一帯は川といった目立った流れは無いものの湿った土壌で登山道脇をミズが続きます。昨年白神で初めて見たツチアケビが赤茶色の実を沢山付け、登山道の右手にヌーっと立ち小さなバナナのように見えました。小さな石がある八王子跡(八王寺ではないのです)に9時43分。奥御殿にて日本海を展望し、5分程で“真山517m”の標示があり、ここが山頂?!とそのまま通り越す。「新奥の細道」「至毛無山」「キントリ坂」の案内板があり10時45分ここで小休止。そこから30分程歩くと突然、幅4mほどの車道に出た。自衛隊専用道路で山頂のレーダー基地まで10分程ぞろぞろ歩く。砂利道で傾斜も有り大変歩きずらい。レーダー基地に到着、しかし赤神社奥宮がこの基地の柵の裏にあると言うことで笹薮こぎ10分で一坪程の朽ちた祠に手をあわせる。帰りも来た道を藪こぎし、柵がなければと恨めしく横目でレーダー基地を見る。自衛隊道路わきで昼食(1155分〜1220分)先程の本山分岐を降り右手に曲がって30分程のところを道路を渡りトイレが有りここでトイレタイムをとる。途中リーダーが「この上が毛無山山頂」と指し示すが木で見えず通り過ぎる。ここから30分程で赤神五社堂に到着。荘厳な五つの神殿がわれわれを見下ろすように並んでいる。中央下には古くて幹の太い秋田杉がどっしりと。

五社堂をバックに集合写真を撮る。ここからなまはげが一夜で作ったとされる999段の石段を慎重に下り、門前園地公衆トイレ前の広場にバスを発見(1448分)15時に出発し、青森ICには予定より1時間早く到着し、解散したのでした。ミッション完結で11kmの長距離を一人のケガ人も出さず、快晴の中、男鹿の伝説に触れる山行でした。