『訓練』 登山報告                  (20171220日 提出 K.ASADA)

『山名』 仙人岱                   山行期間20171217

 参加者 (GL)K.TUSHIMA (SL)S.NARITA M.FUKAZAWA T.YOKOTA  他13名    ( 計17名 ) 

 ルート 酸ヶ湯〜地獄湯ノ沢〜仙人岱

 コースタイム 横内P集合7:10ー雲谷ゲート7:30発ー8:00酸ヶ湯着 酸ヶ湯出発8:309:40

5分程 地獄湯ノ沢ー10:25 仙人岱ヒュッテ着11:05

        酸ヶ湯着13:50ー 横内P14:30  

 記録:八甲田ルートは冬季間730分でなければゲートが開かないということでゆっくりめの集合。定刻に横内P集合、4台の車に便乗してゲートへ、前には何台か開門を待つ車がいる。時間が来るのを待ち発車。

 進むにつれて少しづつ両脇の壁が高くなる。それでも積雪はまだ160170センチ程まだ2mにはなっていないようだが時間の問題。暫くして酸ヶ湯温泉に到着、ビーコンの確認、地図に磁石を併せ方角を確認、出発 途中の気温はマイナス7℃。

 スキー隊がラッセルをしてくれその後をスノーシュー隊が進む、吹雪のため道が見えなくリーダーが何度も確認、訓練の山行と言うことでスノーシューの人も少しの距離を交代で新雪を踏む。踏み後を進むのとはやっぱり違う。体力の消耗は激しい。追い風ではあるけど強風!モンスターもなんだか寒そう〜!

 最適のルートを探しながらのラッセル隊はスゴイ!! 地獄湯ノ沢あたりでは岩が出ていて注意しないと足をとられる。傾斜やくぼみ、足元を確認しながら一歩一歩、先頭から(もう少しだよ〜)の声(ウレシイ〜)5mもありそうな高い竹に赤い旗がバタバタと、(あの旗のところを右に曲がるよ〜)ってね、雪のない時の八甲田を自分も想像して、そうだそうだ!そうして小屋の屋根が見えてきました。(#^.^#) さて、このあたりの気温は何度かな?

 それでも小屋に入るのに入り口を確保しなければならず、屈強な仲間がスコップで雪を掻き漸く入ることができた次第です。(ありがっと!) 避難小屋ってすごいです。外の寒さは嘘のよう、途中の苦労もすっかり忘れホカホカ顔でお昼をいただきました。

 暖かいお昼を済ませ帰りの準備ですが、一度外したスノーシューを付けるのがまた一苦労、やっぱり薄い手袋があった方がいいかも。

 準備会で登りは追い風、下りは向かい風と(SL)からお話がありましたが、全くその通り、ゴーグルや目出し帽が大いに役立ちました。来た時の道はすっかり雪で埋もれてしまい、コースを確認しながらの下山。(もう少しだぞ〜)と(SL)の声(ニコニコ)登山口鳥居の頭と、インフォメーションの屋根が、やった〜 ビーコンのお世話になることもなく無事全員下山となりました。

 今回私は初めての12月登山と言うことで、記録係を仰せつかりました。時間を記録するだけの余裕もなく心配しましたが、要所要所で皆さんが確認してくださいました。手が冷たくなった時はカイロを、リュック、スノウシューを止めてもらったりと、もっとしっかりしなくてはと思いながら皆さんのご厚意に甘えてしまいました。お陰で、まさかの12月の八甲田に登ることができました 。

thanksgratitude