訓練山行報告書         2018226日 (提出者 M.FUKAZAWA)

山名 横岳

山行期間 2018225日(日帰り)

参加者  CL H.NAKAMURA SL T.YOKOTA SL Y.TANAKA SL・記録 M.FUKAZAWA    他15名   (合計19名)

コースタイム

横内パーキング735城ヶ倉大橋黒石側駐車場(途中青森側駐車場でトイレタイム)815→沖揚平登山口(そば処木こりより入山)900→途中2回休憩→横岳山頂1155(写真撮影)→昼食12401300(樹林帯まで下ってから)→沖揚平登山口1337→城ヶ倉大橋黒石側駐車場1410⇒横内パーキング1450

山行記録

登山当日は、にわか雪でまずまずの天候だが、とにかく気温が低い。登山口付近の城ヶ倉大橋の気温表示はマイナス11度、標高1339mの横岳山頂は登山口から標高差約600mでさらにマイナス3.6度下がり合計マイナス14.6度となる計算だ。加えて樹林帯を出て山頂近くの吹きさらしでは、風速10m以上の強風が吹いていた。1mで体感温度はマイナス1度といわれているから、トータルするとマイナス20度以下という極寒状態での登山となった。防寒対策は不可欠だ。

登山道は連日の降雪で膝上まで埋まってしまう深雪を、スキー隊5名がラッセルし、そのトレースをスノーシュウ隊14名が後続する形で進められた。スキーの先導があったからこそ達成できた山行だった。

登山は沖揚平のそば処「木こり」の駐車場からスタート。そば処のおかげで高さ6mを超す道路側の雪壁を簡単に越えられた。冬道に踏み跡も標識もない中、コンパスをあわせて頂上を目指す。ブナ林の樹林帯から始まって、アオモリトドマツの樹林帯までは視界が効いたが、樹林帯を超えるとホワイトアウト状態だ。慎重にコンパスをあわせて進む。要所要所には赤旗を刺して、帰路の目印とする。

何とか頂上を見つけて、あわただしく記念写真をとって、下山開始。樹林帯に戻ってから昼食を取り下山。スキー隊は大雪で思うようにスキーはできなかったようだが、全員トラブルもなく無事耐寒登山を堪能できた。