EMC山行報告

            2018年10月13日提出 H.SHIBUKAWA

    : 田代山(黒石市) 標高768m

: 2018年10月6日(土)

山行目的: 山に親しみ、山の恵みに感謝する

日  程: 青森中央市民センター7:00〜かっぱの湯の上P7:15〜登山口(出湯橋)

      9:00〜田代山山頂11:30(昼食)12:00〜登山口(出湯橋)

      15:00〜かっぱの湯の上P閉会式〜青森中央市民センター17:00

: CL S.NARITA SL M.SASAKI SL H.JIN     他7名   ( 計10名 )

      

山行感想

 山ぶどうのジャム、とっても美味しく仕上がりましたぁ〜。少々ゆるいですがね。

そして、目の前には、もう一つのビン。こちらは、2〜3週間後の美味しい山ぶどうジュースになるよう、毎日のぞきこんでいます。

 先週、大型台風通過の為、秋田駒ヶ岳中止!そして今週、またまた台風接近中!

山に行きたくてウズウズしていた私、決行という知らせを受け、なんと嬉しかったことか。明け方、布団の中で雨音を聞きながら、ホントに行けるのかなぁ〜?

 予定通り出発!車道の両側、鮮やかに色づいた木々の中を走るが、城ヶ倉大橋付近は、深いガスの中。しかし、黒石に向かうにつれ、天候も徐々に回復してきた。

 出湯橋先の駐車場より歩き出すと、あちらこちらに山栗が落ちている。さい先が良い。

赤く色づいたリンゴ畑の脇を登り始め、杉林に入ると少し雨がしのげた。一つ目、二つ目の鉄塔を過ぎ、更に更に杉林の中を進む。たっぷりと湿気を含んだ杉林の中をただ歩いているだけで幸せな気分になれた。

 CL S.NARITAさんは、子供の頃、ストーブの燃料として、杉の小枝をよく拾い集めたもんだと。少し油分もあり、よく燃えるのだそうだ。そんな話を聞きながら、ふと振り返ると、TANAKAさんの手には、キノコの入った袋が。「ラクヨウ」って言ったかな?めざといなぁ〜。

 そうこうして、いきなり林道に出た。ここまで、一時間あまり。私達は、林道を横切り、向い側の一段高い崖を、少しよじ登る。登山口の標識あるものの、見落としてしまいそう。これより、歩きやすい登山道に。あちこちにアケビが目立ち始め、山ぶどうと出会う前に、ザックが重くなってしまう。

 更に一時間ほどで、「すずらん広場」へ。花の咲く頃にも来てみたいが、今は赤い実が、愛らしい。

 T字路を、右に折れると田代山が見え、展望所のある分岐、晴れていたら虹の湖や岩木山が見えたはずだが、今日は、・・・ わおっ〜! 雲海! こんなに遙か遠くまで広がっているのを見たのは、初めて。山々にまとわりついているようで、幻想的な世界がどこまでもつづく。

 分岐より、急な下り。鞍部より再び現れた雲海に見惚れていると、周りでは、山ぶどうを見つけ忙しそう。遅れちゃいかんと笹藪をかきわけるも、手間取っているうちに手元には、数房のみ。残念。見えているのに手が届かないのも、何とももどかしすぎる。

 下った分だけ急登すると、平坦な場所の山頂到着。ここからは、眼下に広がる雲海の中の岩木山や、紅葉した南八甲田の峰々もうかがえた。また、雲の合間に、青空までも。

 昼食時、SL H.JINさん手作りの山ぶどうジュースをご馳走になる。綺麗な赤紫色で、良い香り。果汁

100パーセントにポリフェノールたぁっぷりで、甘酸っぱく、濃厚、とても美味しい。上手だわぁ〜。ついおかわりも。一足お先に、ボジョレー・ヌーボーに乾杯!

 また、EMC三年連続皆勤のKUROTAKIさんに、「よく登ったで賞」の賞状とポーチが授与。パチパチパチ、おめでとう。

 すっかり雨もあがり、本当に台風がやってくるのだろうか?(事実、翌日、ものすごい暴風雨)

 帰り道、もみじ山「やすらぎの駐車場」で、お買い物をし、萱野茶屋では、温かい「長生きの鶴亀茶」を一杯だけ頂く、皆で元気に三年長生きしようとね。

 閉会式の後、マイカーに乗り込んだとたん、大粒の雨がポタポタ・・・。

 最後に、SL H.JINさんが山中で熊よけの鈴を落としました。南部鉄器で出来たお気に入りだそうです。

 どなたか見つけたらお知らせください。