訓練山行報告書                 (提出者  M.NARITA

 

山名: 酸ヶ湯〜地獄湯沢〜仙人岱

地域: 北八甲田

日程: 20181216

参加者:CL K.TUSHIMA・SL S.NARITA・SL T.YOKOTA    他9名    ( 計12名 )

コースタイム:

横内P7:10発→雲谷ゲート7:30→酸ヶ湯温泉8:008:10酸ヶ湯P8:409:05(小休憩)9:30地獄湯沢下部(大休憩)9:40→地獄湯沢上部10:20→仙人岱小屋10:50(スノーシュー着脱)11:00仙人岱小屋(昼食タイム)11:40→小屋前にて集合写真12:00出発→酸ヶ湯P13:20→横内P14:20 解散14:30

記録

積雪が心配された恒例の訓練山行だが、一週間ほど前から降り出し少し挽回した様子です。それでも山スキーには雪不足のようで結局、5名スキーの予定がSL T.YOKOTAさんだけになり、11名のスノーシュー隊とスキー1名になった。酸ヶ湯温泉でトイレタイムをとり上の駐車場で身支度を始めた頃、弘前労山のパーテェーも車から降り準備をしていた。

私たちは登山口でビーコンにスイッチを入れ確認し出発した。

840分登山口出発!やはり例年より雪が少なく歩き易かった。風も無く気温もさほど低くなく直ぐ汗ばんできた。30分ほど歩き先頭から小休憩の合図があった。私たちのパーテェーの前を4人のスノーシューの青年たちが汗をかきながら歩いていた。その後も追い越し、追い越され歩いていたら、スキーの二人連れが休んでいた。もう樹氷ができていて、冬の八甲田を感じることができ心地良かった。930分地獄湯沢下部まで来た。湯沢に降りる前の大休憩の指示がリーダーから出され沢に入る前の寒さ対策を各自整える。青年4人、スキー2人が先に降りて行った。こちらは水分補給(ホットウォーターは最高!)をとり、行動食もとり出発した。いつもなら強風吹きつける湯沢も今日は快適だった。湯沢上部を1020分通過、岩肌が凍り付きこの辺りはスノーシューも気を付ける場所だ。エビの尻尾も小さくできていた。やはり寒さは侮れない!沢にかぶっているハイマツはまだ雪が少なく十分気をつけなければ、スノーシューごと穴に落ちたら大変!要注意です!!いつもなら(雪の多いとき)右に上がる場所まで来たがまっすぐ仙人岱の湿原めざし進んだ。湿原のポールの前まで来て、大岳まで行くか、小屋で昼食にするかと問われたが〔曇り空で行きはよいよい!帰りは悪天候?〕などの判断から小屋でゆっくりランチに決まった。小屋着1050分、スノーシュー着脱、11~1140分迄昼食に入った。小屋には先客1人いた。温かいスープやコーヒーが何よりおいしくありがたかった。昼食を終え立ちあがったら後ろにストーブが着いていたことに気づき、先客の方が〔ストーブを着けて私たちに席を譲ってくれたのだなあ~〕と思いました。「ありがとうございました。」小屋前集合で写真を 丁度到着した弘前労山の方にシャッターをお願いした。おまけにチョコレートまで差し入れされ山仲間はありがたいものです。彼らは木製ワカンジキにストックでした。びっくりしました!あえてスノーシューでなく、かんじきで訓練山行を遂行しているように思いました。「偉い!」

12時下山開始、ゴーグル無しの湯沢は今まで無かった事でしたが、それでも順調に下山を開始した。湯沢を抜け、樹林帯の樹氷を見ながら下って行く。ブナ林の雪の華も穏やかな天気で綺麗に輝いていた。最後にリーダーからラッセル訓練を順番でするよう指示が出され、わいわい登山口まで降りあっという間に酸ヶ湯駐車場に着いた1320分でした。横内Pで最後のあいさつをして1420分解散となった。「皆さんお疲れ様でした。」